ベルイマン監督の作品を初鑑賞。オープニングの死とチェスをするシーンはカッコよすぎて痺れた。監督は演劇を学んできたらしいけれども確かに映画と言うよりは演劇っぽかったかも?ヨンスが言うセリフなど所々に女…
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ペストが襲う中世ヨーロッパ
十字軍の遠征からの帰路
騎士と従者は様々な人と出会う
死を前に信仰は無力で、人々は狂乱する
騎士は死神とチェスをしながら
揺らぐ信仰を取り戻すため
神の存在を問うが応えは…
キリスト教的価値観を生きていないからなのかいまいち心に響かない。十字軍遠征に参加した騎士がアホクサ! と感じて神の存在に疑問を感じながら死の前に死神と対話する話なんだけど、そんなに会話の内容に深みが…
>>続きを読むユクスキュルの環世界はやっぱ真理に近い
もう一度みないと…
人の形をした「死」を目の前にそれを疑問に思わないのって合理的じゃないよね。僕的には「死」は合理性の崩壊の帰結だと現時点で思ってるからやっぱ…
新年初鑑賞
死という観念的なものを具象的なものに置き換えて、はじめに登場させることで、作品中の全ての登場人物、登場する影の中までも死を連想させる
チェスをやるような死の装いははじめ軽く感じたが、…
死の話。
“死”(ジャケットのこのお方)の見た目がちょっとかわいいと思ってしまう。
ひょっこり現れてチェスする姿も何だかキュート・・・!
死はその時が来たら訪れるものではなく、すぐ近くにいつも存…
このレビューはネタバレを含みます
原っぱや森や酒場や礼拝堂や…どこも映画の中の世界でしかないような空間に見えた。詳しいわけではないけれど、当時の映画のセオリーではないような感じがした。特別なことはしていなさそうなのにな。死神のヴィジ…
>>続きを読む暗~いこの世の果てのような海岸。10年にわたる十字軍の遠征から帰ってきたアントニウスはお祈りをしているが、ふと見上げると黒装束の不気味な男が立ってこちらを見ている。
「誰だ お前は」
「死だ。ずっ…