【死への耽溺】
ピエール・ドリュ・ラ・ロシェルの同名小説を原作としたデプレッシブ映画。
原題の「LE FEU fOLLET」は「ゆらめく炎」と訳されていますが、映画を鑑賞した後だと直訳の"ひと握りの…
淡々としていて、けどそんなに憂鬱さは感じず面白かったです。MOONRIDERSの同名曲(本作から拝借)の陰鬱な雰囲気と共通点多いですね。なるほど!
ラストが最高。ほとんど60年代ガロ漫画。
特定…
アルコール依存症で療養中の男。
自殺を決意してから、パリの旧友を訪ねて回る最期の48時間を描く。
画面越しに感じるのは、苦痛ではなくどうしようもない絶望感と虚無感。
旧友とひとときを過ごしても、その…
アル中で死を決意した男の2日間をモノクロの映像とサティのピアノで描く美しいモラトリアム陰鬱映画。
ラストもアレだけど、かつての友人たちを訪ね歩く行為が自罰的で苦しい。希望とか若さとか情熱とか、そん…
性急な鬼火
若者から大人(あるいはおじさん)へのライフステージの変化の中、そのどちらにもなれず、あるいは第三の選択肢、「何者か」にもなり得ない、そんな空っぽな自己存在のうちに日々を捨て続けるロネ。…