不思議な世界線の話だった。ちょくちょく怖い部分もありつつ生と死の境界線が曖昧で。でもだからこそ成り立っていて、こんなにもなんと表現していいか分からない感情は初めてだった。
死んでいるのではなく眠っ…
俺の耳が悪いのか(多分違う)、セリフが聞き取りにくいシーンが散見。低予算の邦画にしばしばあることだけどちょっともったいない。バスで終点の知らない街に着いた後の彷徨と後半のアニミズムと幽霊譚の合体は独…
>>続きを読むしんどい労働に加え8時間ほどの重量映画やペドロ・コスタ巡礼などケツ腰にも支障をきたす修行の身なので、全く脳を働かせず浸れて良かった。おじさんにはいささかファンタジックであったが日常からの異世界描写に…
>>続きを読む前半は面白かった
バスの中にカメラを固定して、フィールドレコーディングする女の子を撮影し、音だけで客の視線を誘導しようとする演出はストイックで結構キマっている。
後半、この画面の外からざわざわす…
2020_204
コウモリランは自分がコウモリランだと思ってない、幽霊は自分が幽霊だと思ってない
人間の認識が多分に推測によって補完されていること(錯覚etc)の不確かさ
現実だとしたら辻褄が合…
序盤のバスのシーン、乗車時に誰一人パスモにタッチもせず乗車券も取らない時点でもう現実と幻想が曖昧になっている。CDに録音したりバスの運賃を現金で払ったりするのにSiri使ってるという時代錯誤も意図し…
>>続きを読むこれから60分あなたの耳はあなたのからだを離れ、この不思議な時間の中に入っていくのです。
なんかもう聴覚が研ぎ澄まされたような。人の耳なんていい加減なノイズキャンセル機能付いてるからこうは聴こえな…