久しぶりにジャームッシュ観たけどやっぱり唯一無二な。
ここまで話構築したら、普通明確なオチなり劇的な出来事を入れたくなるのに全っ然しないっていう。
かといって、節制して引き算的発想とかで作ってる…
原点回帰でジャームッシュ作品。すき、とてもすき。余韻と余情を反芻したい。
どこにも辿り着かず、哀愁だけが残る物語。彼女たちの様々な人生を覗いたからといって、ドンに劇的な変化はない。目立つことといえば…
若い頃、モテモテでドンファンと呼ばれていた初老の男。いまはコンピュータで儲けて悠々自適。
しかし同棲してる女に家を出て行かれてしまう。
そんな時にふと昔の女から、子どもがいたらしいような手紙をも…
このレビューはネタバレを含みます
第58回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ。ジム・ジャームッシュ監督作。
息子の存在を知った中年男(ビル・マーレイ)がその母親を探しに行くロードムービー。
過去に付き合った女性たちを次々訪問してい…
あちこちで微妙な表情を浮かべ続けるビル・マーレイを楽しむ作品。
女性と会うなり、必ず相手からの「ドン…」を待つ様子が可愛い。
ジム・ジャームッシュの他作同様、明確なカタルシスがあるわけではないけ…
ドン・ジョンストンは仕事で成功して既に引退し、車もベンツに乗っている優雅なご身分だが、高級住宅街に住んでいる訳ではなく、なぜか隣は古びた家の黒人家族。
その家長でミステリーマニアのウィンストンが、ド…
やっぱりジャームッシュが好き。
独身貴族のビル・マーレイのもとに無記名で「あなたとの子が19歳になり、あなたを探しに家を出ました。」とピンクの紙に赤字で書かれた手紙が届く。
モテモテ人生を歩んでき…