とらんぷ譚の作品情報・感想・評価・動画配信

『とらんぷ譚』に投稿された感想・評価

Jimmy
3.5

『とらんぷ譚』と書いて『とらんぷものがたり』と読むサッシャ・ギトリ監督&主演の映画。この映画が製作された頃はトーキーの時代だったが、映像はサイレント風であり、物語のモノローグは主演でもあるサッシャ・…

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この時代で現代でも通用しうるこのクオリティ。歴史的な意味で賛辞を送りたいです。ルビッチも観たくなった。
3.5

盗みがきっかけで生き延びて以来、盗みや詐欺と縁が切れなかった男のユーモアたっぷりの回想録。

1930年代フランスのモノクロ映画というだけで、街や風俗諸々が面白く、諧謔小説をそのまま映像化したような…

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milk
4.0

まず、最初の監督自身のスタッフ陣の紹介から新しい。
何より、始まってすぐの家族12人中11人死んだっていうのが度肝抜かれました。

過去を小説として書いてるけれど、文は観客に一切見せず、監督の回想だ…

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泥棒をした故に生き残り、いかさま師を目指す奇妙な人生を、回顧録を書きながら回想する主人公の語り口が面白い!1936年の映画なのに、見ていて何故かカラーだと錯覚してしまうほどに鮮やかで、魅力的な映画だ…

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tomoko
4.6

2025年247本目「運も技術も人生も――すべて“賭ける”男の回想録」

「13歳の小さな盗みから始まった、波乱万丈な人生…その舞台は、パリからモナコ、戦場、そしてカジノへ。」

「Être ric…

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サッシャ・ギトリ監督『とらんぷ譚』(1936)

悲劇も恋愛も詐欺も改心も"とらんぷ"をめくるような軽やかなギャンブルのようにー

ひとつひとつのシークエンスが、
コメディの様相を呈しながら人生のア…

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サイレントからトーキーへと移り変わったばかりの頃(1920年代から30年代)の、映画という表現様式への情熱や息吹は、1962年にデビューしたThe Beatlesの音楽が、「自分たちのための音楽を、…

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面白いとは感じなかったが、鼻につかない尖っている感じがして好みだった、
もの
4.7

鈍重でなんとか撮影していた時代から変わって映画に軽妙さが出たら成熟した証だと思えるけど、これはかなりだぞ!
茶目っ気のある軽妙さで、異常にスムーズだと思ったら、監督・脚本・原作・主演をひとりで…!

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