15世紀末のスペイン。大航海時代。政略結婚は任務。
16歳でハプスブルク家に嫁ぎ、後に神聖ローマ帝国カール五世の母となり、中世ヨーロッパ時代、今は無きカスティーリャ王国の女王。『狂女フアナ』と呼ば…
このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
字幕版です。
フアナについて大まかに知っている状態で鑑賞しました。
感想ですが、乗りきれなかったです。
①良かったところ
・宮廷の絵面
重厚感がありました。
興味深かった…
実際に存在した女王ファナ。
その情熱の激しさゆえ、苦しみ 嫉妬も強く 激しかった。
結局夫が亡くなってしまってから狂女として幽閉されてしまった。
二人とも20代後半での出来事、
悲しい生涯だなあ…
このレビューはネタバレを含みます
この時代は王家の嫁は子供を産んでもいつ死んでしまうかわからないので子供は多い方がいい。妾は当たり前という時代ではある。大抵の王家の女は嫉妬心を隠し人前では釈然とする物だがフアナは違う。だが普通に考え…
>>続きを読む嫁いだ当初の清楚で可憐な10代から
狂わんばかりの執着愛への豹変ぶりが凄い
フアナ女王役の演技で、飽きずに最後まで見れた映画
政治に無関心なのに民衆が味方につく不思議
ヤラセかサクラか?ハラハラす…
【映画として単調】
スペイン映画。
カスティリヤとアラゴンが合併してスペイン王国となり、イザベル女王が君臨した直後の15世紀、大航海時代。イザベルの娘として生まれ、16歳でフランドルに嫁ぎ、や…
美術が好きなので、棺桶引きずりながらの旅を描いた絵のイメージが強い女王。
もともと精神面に弱さがあったところを、愛する夫に先立たれたのが決定打で狂ってしまった、って認識だったけど…
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狂気というより、
感情的かつ一途過ぎて
周りを振り回す女王様。
嫌いではない、
こんな人、ある意味凄い。
そんなに愛せる?
寧ろ意地かと思うものの、
この映画では意地より執着、
つまり熱愛を感じる…