なにかをしたではなく、なんのためにしたのかが大事!
くろさわさんは、今作の脚本を執筆中に骨折してしまい、完成させることなく…。泣
くろさわさんの意志を継ぎ、残されたノートや、生前聞いてた構想により…
大して何も起こってないのにずーっと面白く観れる。川を渡ってからのロングショットもすごく良かった。宮崎美子は座ってるだけで素晴らしかった。
ただ台詞だけが気になった。
現代風にわかるようにしてるからか…
優しさゆえに社会からはみ出てしまう寺尾と、傑物三船史郎
三船は昔の映画らしい演技なんだけど、この作品のなかで見るとたいへん聴きやすくて、最近の演技派ですみたいな顔した声小さ俳優よりも全然好感が持てた…
黒澤明の脚本遺作
助監督の小泉さんがメガホンを取る、監督が違うと、作品の雰囲気も違うのだなと感じました。
人徳のある浪人:伊兵衛(寺尾聰)は旅の途中で、剣の腕を買われて藩主の目に留まる。雇われるは…
剣の腕はあるが、心優しいゆえに出世できない武士と、そんな夫を理解し支える妻を描いた時代劇。
黒澤明が脚本を執筆中にこの世を去ってしまい、助監督として脚本執筆の手伝いをしていた小泉堯史が、黒澤明から…
【心温まる佳品】
故・黒沢明が書いた脚本を長年彼の助監督をしてきた小泉堯史が映画化したもの。
いい味に仕上がっている。そうは見えないのに剣が強い寺尾聡といい、笑顔がいい奥さん役の宮崎美子といい、…