モロッコ、彼女たちの朝のネタバレレビュー・内容・結末 - 8ページ目

それでも、朝は来る

女性の身体の中心、子宮で
十月十日　小さな命は育まれる
日々少しずつの変化を受け止めて
こころも支度を整え
そうして、母になる
それは本来ならば、
周りの全てから祝福される奇蹟…

モロッコの女性問題など、前情報を仕入れて行ったので、彼女たちが何を思っているのか想像しながら観ることが出来ました。

邦題の『朝』を忘れていて、もっと朝のシーンに注目して見れば良かった。。
屋上の朝…

パン屋を営む女性も、未婚で妊娠して行き場のない女性も、私達には想像できないほどの辛い思いを抱えているはずなのにそれが淡々と描かれる。
彼女達は悲しんだり弱音を吐くことはなく、それほど女に降りかかる不…

思っていた展開と違った(いい意味でも悪い意味でもなく)。

特に前情報を仕入れていなかったので、鑑賞後に解説記事を読むまでは勘違いしたいた部分もいくつかあった。
この作品がフォーカスしているのは、ジ…

モロッコの映画は初めて見たかも。

予告編を見て、これは良さそうやなと思ってましたが、その第一印象すら軽々と越えてくるような傑作でした😭

特にラストに至るまでの約20分、ただひたすら親と子の姿を静…

終始絵画を観ているような感じ。
息を飲むような映像美すぎて、映画の中にとても惹き込まれる
起承転結がはっきりしているタイプではないけれど、一つ一つが繊細で本当に美しいので全く飽きなかった。

フェル…

未亡人アブラと、未婚の妊婦サミア。
ひょんな事から出会った2人はお互いにお互いが持っていないものを持っていて、影響し合い変わっていく。
その過程は手段が半ば強引にも見えたけど、
それくらいしないと壊…

非常に社会性の強い映画でした。
モロッコでは、婚約前に行為を持つことは犯罪になるそうです。

そんな行為をしてしまい、身ごもったサミア。サミアはメディナの路上で生活していました。そんな時、女手ひとつ…

最後のシーン

彼女が幼い息子を連れてどこへ行ったのかははっきりとは明かされていないけれど、それもありかなと。
私は彼女が息子を自分の手で育てる未来を信じたいけれど、それだってハッピーエンドで終わり…