[形骸化した虚無の儀式] 70点
真っ白な雪に包まれた1930年冬のモスクワにて、レオニード・ラムジン以下著名なエコノミストやエンジニアたちの裁判が始まった。"産業党"という組織を結成し、クーデタ…
当時のソ連の裁判の様子がつらつらと流れてて、途中はうとうとするぐらいでしたが、ラストは眠気が全て飛ぶぐらい驚きました(実はこの裁判はでっち上げの裁判でした)当時のソ連の群衆の目や顔が直に映されててよ…
>>続きを読む群衆三部作②
ラストで産業党は存在せずスターリンの指示により捏造されたものであると明かされ唖然...。
こんな事までして、でっち上げ吊しあげて、国民をコントロールしようとするソ連怖いよね、本当に…
最後の発言機会で被告たちが、なぜ抵抗運動をしたのか、本心を言うことを期待していたが、そうはならなかった。銃殺刑を課せられても、その後に減刑されることも周知の事実だったのではないか、と最後の「その後」…
>>続きを読むおそろしく淡々と映像記録だけを提出していて基本的には退屈きわまるのだが、粛清自体がモチーフになっているので、一歩でも主観が入るような描き方をしたら映画の作り手自身が粛清されてしまうような微妙な緊張感…
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