大量虐殺が行われた強制収容所で、自撮り棒を持って記念撮影をしたり、スマフォ片手に歩いたり、人が吊るされた木(復元)で吊るされるポーズをする人…
「国葬」や「粛清裁判」で描かれる“群衆“とは毛色が違…
セルゲイ・ロズニツァ監督の「群衆三部作」の一作。他の2作が旧ソ連の記録フィルムを編集したものであるのに対し、これは新しく撮影されたもの。アウステルリッツという、ホロコーストの現場となった元強制収容所…
>>続きを読むSergei Roznicaはいつだって真実のみを切り取る
ダークツーリズムのもたらす価値、それはやはり受け取り手に起因する
つい先日原爆ドームの前でピースをして写真を撮ったものに賛否両論があったけ…
2023年の3月、私は実際にこのザクセンハウゼン強制収容所に訪れたことがあったので気になり鑑賞。
実際に行ってみるとわかる、ベルリン郊外と一言に言ってもなかなか行きづらい場所にある。
そして入館料…
記念撮影をする、その行為は歴史的記録なのか。旅行の思い出なのか。知らないよりも自ら足を運び訪れることに意味はあるけれど、写真に撮られるためにそれらはそこにあるのではない。そう画面越しに思った。訪れた…
>>続きを読むナチスの強制収容所跡を訪れる観光客を、定点カメラで延々撮っているだけという超ミニマルアプローチのドキュメンタリー。被写体はあくまで観光客で、収容所内の施設や展示物などには全く触れられないため、なかな…
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