Neo 2001年宇宙の旅的な、ある意味ニュータイプ論的な、そんな人類の進化の可能性とその尊さを20億年先の最後の人類(ティルダ様ヴォイス)が語りかける新感覚SF映画。
楽曲は2001年宇宙の旅の…
北欧の作曲家、ヨハン・ヨハンソン。
製作半ばで亡くなり引き継いだ人々により完成した本作。
原作未読ながら解釈が難解。
20億年先の未来から届くメッセージ。
詩的でありながら、パンフレットのヨハン…
ヨハン・ヨハンソン、ステープルドンの思い描く抽象的な問いが、想像もできない不可避的な滅亡に対する恐怖への内省に誘う。
「資本主義に起因する過剰な温室効果ガスの排出による環境破壊の影響で地球が死につ…
石造物や彫像、または巨大な建造物のようなものがモノクロの画面いっぱいにひたすら捉えられ、そこにヨハンソンの重厚かつ荘厳な音楽が加わり、遠い未来からのメッセージが観客に向けて語られる。そんな作品。
…
このレビューはネタバレを含みます
20億年も先の未来。それは単なる比喩に過ぎず。
誰一人として免れられない、この世との決別の時。それは、まるで20億年も先の出来事かのように思えてくるのは知ってか知らでか、それとも若さゆえの鈍感な所…
言葉と映像と音楽とがそれぞれ独立してしまっていて映画としてのディレクションにはまとまりがない。アートフィルムはでも、そんなものか。
撮られた画はそこに屹立していてしかし語られる言葉との呼応がほぼ無く…
Johann Johannsson