マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエットに投稿された感想・評価 - 3ページ目

「マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット」に投稿された感想・評価

AmeNohi

AmeNohiの感想・評価

3.6
バレエ初鑑賞
演劇みたいでした。舞台うまいこと使ってるなー。とりあえず観てみてよかった
めっちゃ良かった……泣いた……。

実はロミオとジュリエットは知らんねんけど、これは近未来版ロミオとジュリエットなんやな。

バレエをちゃんと観たのは多分初めて。
でもやっぱりバレエ好き。ダンス見るの好き。

見てるときずっと筋肉すげえって感心した。
簡単そうにやってるその動き、ばりばり筋力いるよなって。
信じられんくらい滑らかで軽やかにダンスしてる。
あとバレエそんなに知らんからか、予測できない振り付けばかりで見てて飽きなかったし新鮮な気持ちやった。

ほんで動きだけじゃなく表情まで演技してた。
振り付け、踊り、表情すべてが心に訴えかけてくるから、台詞なくてもわかった。

改めて感じたのは、人の愛を他人が邪魔してはいけない!

このレビューはネタバレを含みます

ヌレエフ版を敬愛してやまないのでワクワクしながらちょっとシビアな気持ちで観たけれど、ヌレエフとマクミランも踏み得てこのプロコフィエフへのマシューボーンの新解釈かなり良かった。
いの

いのの感想・評価

4.0
なんだか全然よくわからないままに衝動的に気づいたら映画館に行ってしまっていた。なぜかマシューボーンへと向かっちゃった。(その理由はあとになってから気づいた)


ロミオとジュリエットが恋におちた瞬間。そこからの狂おしいまでの愛。愛することの歓びが全身全霊でもって表現される。デレデレと、いちゃいちゃと、とろけそうなフワフワと、実際とろけちゃってる瞳と、隠そうにも隠しきれない歓びと。超超一流のダンサーによってそれが表現されるのだ。もうそれだけで、観に行って良かった。あゝ、何回でも観たい。


そしてそこからの悲劇
(でも、不穏さは始まりから)


差別についての問題提起もされているようにも感じ、誰かを悲劇に追いやったうえで、自分が幸せになることなどできないのだとも感じた。世界ぜんたいが幸福にならない限り~、って宮澤賢治の言葉を思い出したりもして。とにかく今は、あのメロディが頭から離れない。
わ、わたしの知ってるロミジュリじゃないけど、でも確実にロミジュリ!という、マシュー・ボーンらしい解釈に溢れた作品でした。
恋愛にうつつを抜かしてお互いしか見えてない愚かな感じが出ててすごく良かった!
ティボルトはサイコー。体格からしてヴィラン。美しすぎ。マキューシオはロミオよりも魅力的。正直彼ピッピと永遠にイチャイチャしててほしかった。

バルコニーのシーン(バルコニーじゃないけど)は、あんなずっとチューしたまま踊れるのか、ダンサーってすごいわと感心した。けど、チューより、その前の段階の頭を首もとに擦り付けながら二人で踊って、お、チューまだか?まだせんのか?っていうくらいの方が滴る感じがして個人的は好きでした。


カーテンコールのとき血みどろのロミオとジュリエットがニコニコしながら出てくるのが若干ホラーで、それもまたヨシ。
mera

meraの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マシュー・ボーン作品なので、振り付けの随所に見応えあり。ずっとキスしながら踊るところとか。

2018年の来日公演『シンデレラ』でリアム・ムーアとWキャストで天使役をやっていて注目したパリス・フィッツパトリックも華があって、今ならではかも? と思わせるほど初々しく若々しいスタイルのロミオでとても良かった。

なのですが、反抗心ある若者たちの矯正施設で恐怖政治を強いている看守のティボルトにレイプされたことがトラウマになってしまい、真実の愛すらも悲劇に変えてしまうジュリエットの傷が生々しすぎて、バレエを楽しむよりそちらに気持ちが持っていかれてしまった。ロミオもネグレストを受けているし。

毒親育ちの人は覚悟して観ないとちょっとキツいかも。

原作も悲劇なので、まさにこれこそ現代の悲劇なので、さすがマシュー・ボーン。

重かった。
Soseki

Sosekiの感想・評価

3.8
もはやロミオとジュリエットではない。しかし、管理される若者の鬱憤とか、仲間意識とか、一目惚れの瞬間とか、エネルギーを持て余している感じとか、そういう「若さ」はすごく伝わってきた。
そして、自由な読み替えとしてみると、寮母やマキューシオのキャラクターもよく考えられているし、ティボルトの殺害までは単純にうまいな!という感想だったが、そこから先が失速…二人を死なせるために無理やり持っていった感が否めず。

プロコフィエフの音楽も順番場面無視して使用していた。ただ、バルコニーの場面はそのまま、振付もマクミランをリスペクトしたようなもので、素敵な場面に仕上がっていた(ダンサーは大変そう)。
マクミランは偉大だ。
Mytyl

Mytylの感想・評価

4.0
堪えきれない溢れ出す想いを表現する身体がすごくパーソナルで良かった。
何がロミオとジュリエットたるのか?というのはマシューボーンのバレエ解釈においてこの作品以外にも言えることだけど、他者がいても孤独な状況だったり、狂気の見せ方だったり、そういうところなんだろうか。
誰もがストーリーを知ってるからこその野心的な翻案。若人の恋を妨げるのは家ではなく(それを拡大した)大人。

年若の子を庇う形でティボルトに目をつけられ執着されるジュリエット、という設定は個人的につらいものがある。
椅子を使った力強いダンスからの導入。くちづけしたままの長いパドドゥ。純愛が強調されがちなロミジュリだが今作では身体から先に引き寄せられる感じが逆にリアルで清々しく思えた。それで余計ラストが重くなるんだけども。

音楽はかなり手を入れてある?より軽やかに、よりビート強めに。
paoniaco

paoniacoの感想・評価

2.5
2020-49
う~ん、原曲を切り刻んでいて。それはそれで意味があるのでしょうが。

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