須羽君の未来は
あの時、確かにあったのだ。
エンドロールで流れた主題歌。
「紙飛行機」
心を離さない。
去年の11月の天声人語で、
この作品を知った。
ようやく観れた。
萩原慎一郎さんの早世を、…
きみのため
用意されたる
滑走路
きみは翼を
手にすればいい
萩原慎一郎さんの歌集 滑走路から
インスピレーションを得た物語。
最初からずっと辛いシーンが
続くのだけど、
最後、その瞬間の救いが…
このレビューはネタバレを含みます
厚生労働省の若手官僚は非正規雇用が原因で自殺者が増えている問題についてnpo団体から追求を受ける。彼は自殺者のリストの中に自分と同じ25歳の青年を見つけ興味を持ち、自殺の経緯を調べ始めるのだが...…
>>続きを読む過去と今を行きつ戻りつしながら同じ場所で思春期を過ごした3人の物語が進む。
いじめた方は何事もなかったように暮らしていくのだろう、虐められた二人は互いに傷つけ合う。何故?何故こんなことが繰り返される…
このレビューはネタバレを含みます
ずっと気になってた映画
萩原慎一郎さんって方映画を見るまで知らなかったが、この元の歌集が遺作になったとは。
翠は、子供の手の感触を忘れる事ができず、子供を産んだのだろうか、度々起きる揺れは何の意図が…
腹にずっしりこたえる、余韻が残る良い映画でした。人生ってなんて素晴らしく、いやそれ以上になんと非情で残酷なのだろう。
強く求め合いながらもほんの数センチで繋がらなかった手と手、たまたま触れ合っただ…
「イジメ・夫婦関係・過重労働」
思わず目を背けたくなるような社会問題が取り上げられています。
【イジメ】
いつになっても無くならない問題。
今作においては、しつこいぐらいにイジメの描写が出てきます…
2021-178本目
傷ついても、それでも、生きる。
いじめ、社会的弱者に視点を当てた、歌集から生まれた作品だそうです。
とても丁寧に作られています。
時系列が難しく、人物相関図もなかなか…
c2020「滑走路」製作委員会