ねっとりと絡みつくような不快感と、
乾いた風が交互に襲ってくる感覚。
長谷川和彦のデビュー作。
実際に千葉県市原市であった親殺しの事件を中上健次が小説にした「蛇淫」が原作。
親の息子への歪んだ愛情…
意思の弱い男の心情がめちゃ良く描けてる。父親を殺してしまったにも関わらず母親はじめ誰も主人公の事を見捨てず味方しようとするのが逆の発想の様で面白い。
主人公もクズだけど周りも同じくらいクズで妙にバラ…
長谷川和彦の名は、神代辰巳「青春の蹉跌」「宵待草」及びテレビドラマ沢田研二主演「悪魔のようなあいつ」の脚本で知っていたが、新人監督でいきなりキネ旬一位には驚嘆😱し、早速、文芸地下で急ぎ観た。前半の親…
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