88分に詰まった彼女たちの現実。
仕事をし、不安を語り合い、慰め合い、眠りにつく。。ストーブの温もりと、小雨の冷たささえも感じられ、彼女たちと一緒に過ごしたような気持ちになる。
だからこそ、何もで…
生産労働と再生産労働を同時に実現しているオンナはすごい。
(フェミではない)
家族のために働くことは歓迎され、
新たに家族を創り出すことは歓迎されない
技能実習生の実情をよく表した作品。
稼ぎ…
映画を観て、触れた。何時間経っても残るこの手触りは、小さなヒーターから流れる暖かい熱だったり、遠くで波打つ波動であったり、諦めずに彼女たちを追ったカメラの息遣いだったりする。along the se…
>>続きを読むいやもう、どこまでが!?と思うほど、リアルな演出。
ずっっとドキュメンタリーを観ていると思っていたが、フィクションだった。
ヤバいよ、ヤバい。この監督さん、凄い手腕。どうやって手を加えているのか謎で…
現在日本が抱える外国人労働者の問題をえぐり出した秀作。
この映画の臨場感は、カメラワークによるところが大きいと感じるけれど、性質は全く違うけれどDAU.の2作品に近いものを感じた。カメラを通して自分…
静かな衝撃が、映画を観終わった後もずっと続く、今までに出会ったことがない映画に出会った...という感じで、ふわふわとした足取りで映画館を後にした。
でも私が「静かな」と感じたのは、感じてしまったのは…
提示しようとしているテーマ自体は、それこそ朝日新聞A-storiesの「失踪村」とかともかなり通じているんだけど、それが3人の、もっと言ったらフォンという1人の女性にフォーカスしてたっぷり90分近…
>>続きを読むまずはあったかいものを食べて、寝よう。それが生命に一番大事だということがよく分かる。
歩く映画、あと病院に行く映画。
は、個人的な経験が思い出されて辛くもなるのだけど、それはつまり主人公たちの身体…
うーむ暗い。志は立派だと思うけど映画としてのワクワク要素が全然ないから(もともと社会問題に意識が高い人は別として)友人知人にオススメしにくいんだよなあ。娯楽というより社会勉強のための映画という感じ。…
>>続きを読む誰が悪いとか、誰が正しいとかそんな問題ではなくて、この世界のシステムが、もっと多くの人たちにとって生きやすいものだったらいいのに、と思う。
「彼女たち」は、そんな世界のシステムから排除されてしまった…
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