映画の中の彼女たちに観客は何もしてあげられない。
映画の中の描き方は、冷徹と言ってもいいかもしれない。自分が住んでいる地域のすぐそこで、選択肢のない未来を選ばざるを得ない人たちがいること。
映画は、…
数年前のベトナム旅行からの帰りの飛行機、日本人らしき人しか乗っていないんだなと思いきや、成田に着いたらベトナム人がいるのに気が付いた。すでに日本での労働環境が問題になっている時期、何を目的に来たのか…
>>続きを読む実際に、監督のFacebookにミャンマー人技能実習生から届いたメッセージを元に作られたリアルな話。在留する外国人労働者に対する日本人の非情な仕打ちが痛い。
…。
外国人が働きたい国ランキングで…
公開から随分経ちますか未だ満員札止めが続いています。
ベトナムと言えば南部はモンスーン気候だろうし、北部には四季らしきものもあるイメージだが、いずれにしても寒さとは縁遠い印象。
青森(でしたよね?…
前作『僕の帰る場所』はドキュメンタリーと見間違えるほどのリアルな演技で衝撃を受けた。あれから2年半、藤元明緒監督の新作ということでワクワクしながら鑑賞。結果、やっぱり好きですねー。
今作も日本で就…
日本における外国人労働者問題。
とても考えさせられる作品!
ベトナムから来た技能実習生がその過酷でブラックな環境から逃げ出し、ブローカーの力を借りて別の職場で不法就労を始める。
ひとりが体調を崩す…
かなり面白かったんだが何が面白かったのかというと、視点の置き場所とその見せ方ではないかなという気がする。いやもちろん映画史に残るほど画期的とかそこまでのものではないけど少なくとも近年の日本の映画の中…
>>続きを読むとても良かったです。
今はまだ広く知られてないですが、日本も人口減少で移民を受け入れる可能性が高まりつつあり、こういった状況はもっともっと目に見えてくると思います。
技能実習生とそれをとりまく構造が…
GW最終日に鑑賞。徹底して外ではなく内から迫りながら、背景にある法制度やグローバル資本主義の歪みを思わずにはいられない。翻って、自分は限りある出会う人々にどう接しているか、邪険に扱ったことはなかった…
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