貧富の差があれど、富める者側の悪人性と、対をなして、暴徒と化す側の善人性を感じさせる描写がない中で展開し始めるので、そもそもこの作品のテーマがそういうことではないのかと疑問を持ち始まる。
どちらの…
暴徒と化した貧しい人たちがぬくぬく過ごす裕福な人たちを容赦なく襲うところから話が始まるんだけど、
現体制が暴力によって打ち倒されて新たな体制が生まれ、その中でまた新たな問題が起こり、それがまた暴力…
序盤のツイスト展開は面白かったのですが、それ以降が特に緊張感もなく黒沢清の劣化版みたいな暴力の間とかに疲れる。
確かに胸糞ではあるが、それのみを抽出して語るにはあまりにも胸糞が足りない。
やるならも…
最初から、病院に普通じゃない様子で人がなだれ込んできたり、
結婚式で色んな人に挨拶に行く母の様子から、ここにどういう人間が集まっているのか一気に色んな人の人間模様が見える。
かと思いきや突然の水道の…
使用人家族らの姿がいちばん印象に残った。使役される階級に属しながら金持ちの家族らと距離が近く信頼もされていて、見るからに忍耐強いのが切ないほどだった。金持ちたちの人柄の良い部分も傍で見ているし家族の…
>>続きを読む(C) 2020 Lo que algunos soñaron S.A. de C.V., Les Films d’Ici