ポエティックな台詞/モノローグと絵の美しさで結構楽しめたけど、男性主人公の行く先々で虐待された女たちがそれから脱出しようと殺人を起こすというプロットが気持ち悪い
抑圧された女を美化している感じがあっ…
タルヴェーラに師事したらしいけどアンゲロプロス好きすぎな感じがモロに出てた…濃霧を捉えたショットは絵力つよい。寓話的なロードムービーだけど映画的演出力は微妙。話とロケーションの意味が合致してくるとも…
>>続きを読むドイツロマン主義の絵画みたいな画面の中で遠く小さな登場人物たちがポエティックな台詞を話し続けるのを拾うピンマイク
極端に情報が排除されたモノクロのロングショットによる緊張感のない長回しに一辺倒な劇伴…
東京フィルメックス・コンペティション
流石ヴェネツィアの選出作という感じで、芸術性の高い作品だった。アフタートークでの監督はとても親しみやすく人懐っこい笑顔の方だったのだが、「物語やプロットを信じ…
大傑作。殺人を犯した男が逃避行の最中に幾つもの死を目撃し、それらが一篇の詩になっていく。主人公が出会う女性は彼から何かを感化されたかように殺人を犯し、それが彼女たちにとっての救いとなる。最初の女性は…
>>続きを読む["死の天使"が田舎を駆けるロードムービー] 60点
麻薬密売の元締めの手下を殺したことで田舎へと逃げることになった青年ダヴドのロードムービー。これまで自身の過去を描いたドキュメンタリーを数本撮っ…