ご当地映画で少女が主演の映画ときたら「アイドル映画」かな?と思うけど、意図的にそこを避けている。アイドル映画として観ることは可能だけど、アイドル映画としては作ってない。無骨なまでの誠実さ。味付けは塩…
>>続きを読む「海辺へ行く道」の監督の他の作品を見たくて。
主人公は内気で言葉少なめ。それに加え、津軽弁のクセがスゴくて全然聞き取れないし、意味が分からない。ただ、いとが弾く三味線が言葉以上に雄弁に語っていたか…
さちこさんがいとの髪をとかしているシーンで不意にあったけぇものが頬を伝いそうになった。
映像が綺麗。日照時間が短い北東北の夕焼けは本当に儚い。
変化と伝統。メイドもロボット掃除機も受け入れるし、…
とにかく小さな物語で、舞台は家と学校とバイト先のメイド喫茶のみ。登場人物も極めてミニマムだ。
しかし、この物語という小さな小さな小石が投じられた水面は、静かだが確実に映画的感動というさざなみとして…
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