ラストの弁護士の演説が正義とは何かを考えさせられる、静がで重い法廷サスペンス。
殺人事件の裁判なのに、遺体や動機なども見つかっていない、探してもいない状況に戦慄する。
話は一審で無罪が出たのに警…
他人の冤罪事件にヒロインがここまで熱くなれるのがさっぱりわからなくて、それはそれである種の狂気の表現としてよいのかもしれない。
とはいっても全体的には退屈だし、ラストはまあこうなるだろうなというも…
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法廷ものの傑作の看板に偽りなし。
映画は第二審以降の話なので、誰の話をしているのか、何の手がかりを掴み、どうしてそれが切り札になるのか、理解できず観ているところも正直多かったが、ドラマティックな見…
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もっと頭使うかと思っていたから、予想とは違った。
裁判とか、犯人探しとか、そこがメインではなく、もっと人として考えて行動する必要があるんじゃないの?と、問掛ける内容証明と受け止めた。
理解しづら…
法廷映画が好きな人は、とても面白いと思う。シングルマザーのノラが仕事も家庭も恋人も犠牲にして、この事件の真相に迫るシーンは圧感。されどその姿は恐ろしいくらいだ。子供がかわいそうになるし、恋人も傷つけ…
>>続きを読む真実らしさ、という観点からすると、構成や設定に「?」となる所は多々あります。とはいえ、それは客席が明るくなった後に感じたこと。上映中は終始、判決の行方にハラハラドキドキでした(単に私が扱いやすいカモ…
>>続きを読む「コリーニ事件」を観た時の退屈さを思い出した。
括弧つきで「フランス映画」という勝手な物差しで、作品を忖度してみても「法廷劇」というエンタメに、面白みを感じる部分の国民性の差異なのか、それとも作品の…
フムフム、これがフランスで大ヒットの法廷映画···。何故これ程までに身を投じるのか?等フィクションの部分では説明不足だし、現実の部分でもあの流れで誰一人起訴されていないなんて?何とも消化不良なお話で…
>>続きを読む©Delante Productions - Photo Séverine BRIGEOT