私は確信する
フランスで20年前に実際にあった "ヴィギェ事件" を基にした作品。登場人物が多いので、事前に人物相関図を頭に入れておくと鑑賞しやすいかと思います。
妻殺しの容疑をかけられた大学…
フランス全土が注目した未解決の「ヴィギエ事件」。失踪した妻スザンヌの殺人容疑をかけられた夫ジャック。この冤罪を問う法廷闘争を通して、人を裁く事の本質を問いかける。
一審・二審で無罪となるものの、検…
うっとり系フランス映画も大好きなんだけど、地味ながら骨のある系フランス映画も好きで、こちらは後者。
実話をベースにしたフィクションなので若干のplot holeはあるけど、私はとても好きなやつでした…
大好きな法廷モノ。フランスの裁判の話。
被告人の支援者であるノラと弁護人のモレッティは、根底にある信念は違えど、被告の無罪を勝ち取りたいという情熱は共通する。事件の真実が徐々に明らかになっていく…
実話を基にした裁判物。見応えたっぷりで、そして見終わった後ぐったりした。証拠もない、動機をはっきりしない、証人の証言も二転三転する、それなのに「かもしれない」「に違いない」という仮説だけで有罪になる…
>>続きを読む裁判は「疑わしきは被告人の利益に」が鉄則。それは冤罪をなくすため。
10年前の妻の失踪事件の容疑者となった夫の実話。遺体すら発見されてないのに警察やマスコミは夫を犯人に仕立て上げようとする。真実がど…
まさに「疑わしきは罰せず」な映画!
見ている側としては、ジャックが絶対に殺していないという証拠も殺したという証拠も挙げられて無いため、無実なのに捕まったら可哀想だって感情と、もしかしたら殺人犯を野…
推定無罪の原則
“完全犯罪”に惹かれて観に行きましたが、事件そのものよりは裁判がメインのお話。巧妙なトリックに期待して観てしまうのはNGかもしれませんね。
主人公の人物像についてもフィクション…
実際の事件をもとにしていて、事件関係者も実在の名前で登場し、現時点での現実の結果も改変していない。だから結末が明らかな本作をサスペンスドラマとして捉えるとちょっと違う。
主人公のシングルマザーは架…
©Delante Productions - Photo Séverine BRIGEOT