予想以上に面白い作品。前評判を見て、どうかな?と思っていたけれど、ただの法廷ものではなかった。
限りなく白である被告を助けようとするのが、被告の娘に息子の家庭教師を頼んでる、母子家庭の母親ってところ…
2021年、劇場鑑賞17本目。
この裁判映画は、推定無罪とはどういうことか?と投げ掛けてくる。
モレッティ弁護士の最終弁論のシーンは心を熱くさせる。
ヴィギエ事件。
妻スザンヌが失踪。
夫ジャッ…
失踪した妻の殺害容疑をかけられた夫の裁判の話。実際にフランスで起きた話で夫妻の苗字から「ヴィギエ事件」と呼ばれているそう。
一審で確たる証拠がなく無罪になったところを検察側が控訴。二審が開かれるが、…
警察の捜査はザルだし、裁判の進行も頭悪いからイライラさせられるんだけど、役者の力で最後まで見せる。
特に、最終弁論がいかにも舞台劇な設えだから、役者さんとしても力の入る所なんでしょうね。確かにあの…
このレビューはネタバレを含みます
裁判という堅い題材をスリリングなエンターテイメントに仕上げた素晴らしい作品。
フランスで実際にあった事件を題材にしており、ほぼ全編が裁判とその捜査(?)シーンで占められている。最後の弁護士の演説…
法廷劇に大ハズレ無し。法廷での原告・被告間の攻防という単純な構成に起承転結のストーリー展開を載せるだけなので、安定した作品に仕上がり易いのです。ただ、本作の場合、実際の事件を取り上げているだけに事実…
>>続きを読む日本のサスペンスだったら、
作品の間で真犯人が見つかって
めでたしめでたしなんだろうけど、
実際裁判ってそういうのではなくって、、
最終弁論の様は、何とも言えない気持ちに
させられました。
私も確…
途中、何がそんなにノラを駆り立てるんだ…って考え出してしまってテープの内容に集中出来ないところがあったり、実際に未解決の事件ということもあってスッキリはしなかったけど、最終弁論の長尺シーンは傍聴席で…
>>続きを読む©Delante Productions - Photo Séverine BRIGEOT