栗の森のものがたりの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『栗の森のものがたり』に投稿された感想・評価

大戦後間もない1950年代の旧ユーゴスラビアの辺境の村で老夫婦の死が描かれる。
死ぬって確実で絶対的なことだから、こんな風にユーモアで向き合うのはありだと思う。

アンド、おじいさんの男のロマン。

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静かで美しくそして社会的寂しさを表現した映画。
不器用で気難しい老人マリオのつまみへの後悔は、マルタの背中を押してやることで軽くなったことだろう。

🍂舞台は第二次世界大戦後に忘れ去られた土地(🇸🇮スロベニア🌳🏚️。栗売りのマルタ(🌰👩🏻)と偏屈な老大工のマリオ(🔨👨🏻‍🦳)の人生が交差するオトナの寓話。全編🎞️フィルム撮影ならではのやわらかな質…

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3.5

自分的クレプスキュールフィルム5作目。

ノスタルジックで絵画的な映像と冷たい空気感が心地よかった。

が、あんまり何も拾えず、おとぎ話の中に迷い込んだかのように、ただただ眺めるだけになってしまった…

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rika
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悲しい青に栗の花のような淡い光がにじむ

ゆっくり進行するので少し見辛いんだけど、たまに妙にやかましいノリが挟まれて目が覚める
miw
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森の香りが漂ってきそうな程の描写力や光と影、色合いや構図など美しいのですが、芯から冷える様な物悲しさがあって切なくなりました。

観て良かったと思いますが気分が落ちそうなので再見はないかもです。
CNSM
2.7
静かに迫り来る、死の気配。その土地と、そこに住む人の。

人生初のスロヴェニア映画🇸🇮

少なくとも一度は、もう消えてしまいそうな(そして、それを誰もがわかりきっている)スロヴェニアとイタリアの国境地帯の小さな村に残された人々が、それでも自分に残っている愛…

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kula
4.4

とても静かな物語。個人的に好きな作品でした。
ネタバレになってしまいますので、観たい方は飛ばしてください……


ディケンズの名作短編『クリスマス・キャロル』も一部、下敷きになっていると思う。
『ク…

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