このレビューはネタバレを含みます
2022上半期ベストクラス
事故の加害者(?)の人がふつうにシュークリームと缶コーヒーを買っていて、それを遺族の子どもが「そういうところを目撃した」と言うだけのシーンで、その是非の話をしない辺りが…
それぞれの登場人物の役割と流れがはっきりしているので内容が腑に落ちる。若い母親は事実そのものよりも周りの人々の態度の勝手さに神経をすり減らしている。子どもはなんだかおかしいなと感じて事実に迫ろうとし…
>>続きを読む秀逸な脚本と的確なショットの連続に唸らされた。出演者の演技も全員素晴らしい。これはとんでもない傑作が出来ちゃったんでは。さすが日本で一番信頼のおけるミニシアター、ジャック&ベティ企画作品。横浜色をあ…
>>続きを読む『誰か』の花が『誰か』である限り起きうる悲劇で止めようがなくて、
同情の言葉は傲慢の響きを持って降りかかってくるし、
誰がどの場面でどうしてれば良かったも無いし苦しい
全く答えは無く、恨もうが赦そ…
観る側に対する問いかけを通り越した、謎掛け的な演出がちょっと過剰に感じられる部分もあってモヤモヤしましたが、総じてとても練り込まれている作品と思いました。この手の不可思議さを持った事件を主題にした映…
>>続きを読む肝心なところは曖昧なままだけど、現実でも曖昧なまま僕らは過ごしているのだろうな、とそんなことを思わせてくれる映画でした。
地味だけど、細部のリアリティーがすごい。
カトウシンスケさんの演技は絶妙で…
面白かった!!!!
音楽全然鳴らないし 俳優 無名の人ばかりだし ハマらないだろーなー、自分の好みじゃないだろなーて思ってたのに、ものすごく入り込んでしまった!印象に残った。いい映画体験をしました!…
誰だって、被害者にも加害者にもなり得る
誰にでも、良いところもあれば誉められたもんじゃーないところがある
皆、老いる
そして若くして亡くなるということ
エレベーターの中でだけ話せることもある
そこ…
ジャガモンド斉藤に誘われ「誰かの花」を観に!
団地のベランダから植木鉢が落ち通りがかりの住民に直撃。事故?事件?という物語。みんな被害者にも加害者になり得る恐怖や、人との向き合い方だったり、緻…