『夜行列車』で鮮烈な印象を与えたポーランド戦後第二世代の巨匠、イェジー・カヴァレロヴィチ監督。
彼の作品は他のポーランド派の監督作品群とは一線を画し、現代にも通ずる普遍的なテーマを扱う事に定評がある…
ATGの記念すべき第一回配給作品(1962年封切)。閉じられた修道院に渦巻く静かな狂気、悪魔払い儀式の厳かな狂気。無駄なカットはなく画面構成も前衛が感じられ、とても面白かった。芸術映画にありがちなわ…
>>続きを読む(ポーランド映画祭2012) 美しい尼僧院長と、彼女に取り憑いた悪魔を祓おうとやってきた童貞僧神父との美しくも歪んだ愛。形而上的修辞に惑わされ、映像表現自体も抑圧的でみるみる溜まるフラストレーショ…
>>続きを読む開放的であると同時に息苦しさを感じさせる宿屋。
静謐で広大である反面、閉塞的な原野。
怠惰という名の悪魔の巣窟と化した教会。
登場する舞台はこの三つのみ。
『エクソシスト』の元ネタ?となるシーンも…
エクソシスト好きとしてコレは観なくては!!!と思ったけどポーランド映画は苦手なのでこれも駄目だった
ケンラッセルの肉体の悪魔なんかと比べちゃうと退屈⤵
雰囲気とかは良いけど全然盛り上がらないし面白…
『エクソシスト』にわりと影響与えてる? 悪魔祓いの儀式は現代舞踊みたいでおもしろかった。純白の修道女たちが床にバタバタ倒れ込んでる画が幻想的。ルチーナ・ヴィニエツカがカーテンを開けるように洗濯物を払…
>>続きを読む劇伴がなくシンプルな作りで、限定された空間でのみ話が展開し、わざとらしいところが全然ないんだけど、構図はしっかり構築され、風景や人物を捉える画面サイズやカメラワークも計算されている。また恐怖映画でも…
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