映画的遺産も現代的感性で見続けるのは苦行
撮影当時の状況を考慮すれば異彩を放つという点で驚くべき作品だったのかもしれない。
しかし、ラフスケッチを無造作に映像化したような粗さが目立ち、迫真性や緊迫…
オイディプスがしょっちゅうヒステリックに怒鳴り散らしているので鬱陶しい。
確かに彼の生い立ちは悲劇的ではあったけれど、自分の予言聞く前からなんか好戦的なところあったし、元々この人アドレナリン放出しま…
7
Pier Paolo Pasolini(1922-75)
based on the play
《Oedipus Tyrannus》(BC427)
by Sophoklēs(BC497–406)
…
このレビューはネタバレを含みます
テイレシアス絶対若い頃かっこよかったと思う。オイデプス役アラン・ドロンだったらよかったのに…現実にもつながるよ〜って冒頭と結末があるらしいけど、そこまで必要だったのか分からないな。先生の解説おもろ〜…
>>続きを読むヒストリカ国際映画祭の配信でレストア版を。
お話としてはオイディプス王の話、つまりソポクレスが紀元前に書いた話の映像化なのだけど、最初と最後は撮影当時(イタリア公開'67)の「現代」のイタリアに設…
特集上映にて。
アポロンっつうか、これはオイディプス王ぢゃね?
峻厳なる自然風景をバックに、人間とゆう存在の愚かさが剥き出しになる!とゆうパゾリーニの神話映画のフォーマットはここでも顕著に見られた。…