とある子供を父親に届けようとするロードムービー
90歳になるイーストウッドが自分で監督を務め主演をも務めちゃうとんでも作品。
もはや彼の名にブランド力があり、映画館に足を運ぶ人も多いだろう。
個人的には…「運び屋」の方が好きだった。
ロードムービーにしては印象的なシーンがラスト以外あまり思い浮かばないし
特にいくらなんでも無理がある恋愛シーンが足を引っ張っていた気がする。これを自分で監督して指示しているところがまた面白い。
がまぁ作品のコンセプトやメッセージ性は嫌いではなかった。先程も記述したがラスト付近の会話シーンは凄く良い。
あと舞台背景がブレイキングバッドのアルバカーキみたいで好きだった。
イーストウッドはまさに生きる伝説だと思う。若き頃から90歳超えても尚映画を作り続け、さらに主演まで務める。何がそこまで彼をクリエイターにし続けるのか。
彼もまた、自分を"マッチョ"に見せたかったのかもしれない。世間に貼られたレッテルやプライド、時にそんなものは自分を追い詰めるものでしかなく、何も知らない愚かな自分を知ってしまうきっかけになる
誰もが生きやすい世界ってなんなんだろうね
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[この映画のBest俳優]
クリントイーストウッド
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆