鑑賞済み
「白鳥の歌なんか聞こえない」
「さよなら怪傑黒頭巾」
「僕の大好きな青髭」
そして芥川賞受賞作
「赤頭巾ちゃん気をつけて」
青春真っ只中だったオイラが最も感銘を受けた小説のひとつ♥
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東大受験を断念・幼馴染の彼女とのセックスも不発!
という壮絶な挫折(笑)を経た主人公(のちの東映の社長さん)が、性的妄想を観念的に爆発させ「道行く女を全員強姦してやりたくなる!」と危険極まりない呪詛…
高校時代に庄司薫の小説にハマって本作含めた薫くんシリーズや諸作品を愛読していた。私たち田舎高校生にはない都会のいいとこ家庭の高校生の描写が新鮮だった。なんでも言い合える幼馴染の可愛いツンデレ彼女(由…
>>続きを読む今から泣きごとを言うが疲れてるんだよなんて分かったような口を開かず黙って聞け。左足の爪を剥がす怪我をして引きずる。初めてで最後の抱擁を繰り返し目を閉じて思い浮かべる。街ですれ違う二度と会わない人たち…
>>続きを読む幼馴染との和解でまとめようとするところが恋愛に帰着させたい感じはあるが、むしろ友人との会話や少女との交流の中で生まれる救いの方に本質があるように見える。所々に挿入される歌謡曲やCMソングが見事なタイ…
>>続きを読む60年代はやっぱりモーレツで、元気!やる気!みたいな空気だったけど(少なくとも前半は)、70年代はしっとりというかウジウジというか。
内省的でどの映画にも影がある。
この主人公のモデルであろう著者…