破滅するべくして破滅するカスみたいな男が、パリをフラフラしながらウロチョロするだけの話。
そんな話だが、(後に教訓話なんてのを作る)エリック・ロメールが作ったんだから事はそう単純ではない。
これが長…
前半のパーティーの中のセリフや描写にいろんな伏線はりまくってるのが面白かった。
再会できたのは8月2日だったんだろうか。
後半の惨めな男の目線で見るパリの街はいろんな風景があって良い
ほのぼのした風…
むか〜し観た時は、ロメールっぽくない地味な作品=まだ作風が確立されていない長編デビュー作だから、という認識だったが、今観たらまごうことなきロメール印。ほぼ『緑の光線』オッサンVer.。最初っから出来…
>>続きを読む
エリック・ロメールの長編デビュー作で、ヌーベルバーグ初期を代表する記念碑的作品。
パリで気ままに暮らす自称作曲家のピエールは、叔母の莫大な遺産を相続することに。有頂天になり派手なパーティを開くピ…
エリック・ロメールの長編デビュー作。
ヌーベルバーグ初期の作品なだけあり、構図、会話、音楽はシンプル。余計な飾りはなく遊び心も控えめだけど、お洒落感が全面に出ていて凄く惹き込まれる。
百億の遺産を…
『黒い罠』以降はじめてうろついて見せたフィルムノワールか。キービジュアルそこを切り取るか。ルーウィンデイヴィスはギター弾きの星である海王星と、富と成功を司る木星との関係が最悪な時期の一週間に閉じ込め…
>>続きを読むまっっったくツいてねぇ、、、
スッカラカン、一文無し、どさんぴんにまでオチテイク。
街を彷徨う疲れ果てた中年が目にするのは、女、カップル、石、ホームレス、観光客、腐ったパン、、、
地獄からパリを見…
ロメールの長編デビュー作。デビュー作には全てが出るという説もあるが、本作はロメール作品の中でもかなり特殊である。まず、中年期のマーロン・ブランドやジャック・ニコルソンのような(そこまでの風格はないに…
>>続きを読む