脱獄したIRAの幹部が、資金集めのための強盗中に重症を負い、風雪の中を死に体で放浪する犯罪サスペンス。色んな協力者、非協力者が現れては消えていくプチロードムービー。街の人々が案外テロリストに協力的と…
>>続きを読むNo.209[負傷した現代のオデュッセウスが押し込められる事なかれ主義の監獄] 70点
ジェームズ・メイソンは大好きな俳優の一人であるが、私が好きなのは声とその表情であって、本作品のメイソンは常に…
あの傑作第三の男ほどではないけど、後にそのパルムドール受賞作を生む監督の実力が垣間見える佳作
ジェームズ・メイソンの不安定な意識を表したボヤけた映像や幻覚を見るシーン等挑戦的な演出には、新しい映像…
邪魔者はコロセではなくケセなんですね、成程…了解です!この題名にも入っている邪魔者とは誰のことなのか考えながら観ていましたが主人公のジョニーのことなのでしょうか?一応テロリストだから邪魔者ってことな…
>>続きを読む主人公のポンコツ故、組織が破滅、脱出を図るも、という逃亡失敗譚を狂言回しに繰り広げられるベルファストの深夜徘徊魑魅魍魎譚。流石に、え?そうするの?みたいな、主人公を始めとする組織の方々のダメさ加減、…
>>続きを読む映像的にはいいなと思うところは沢山あるものの、なんでこんなにも退屈で長いのか。 脚本?
トリック撮影などよりも単純にそぼ濡れたロケの街路、雰囲気のあるセットなどを遺憾なく美しく切り取る撮影は素晴らし…
う~ん・・・
ミルトン・クラスカーの撮影は素晴らしかった。黒い空に白い雪。しかも窓枠つき。 あと、やたらトリッキーなカットが多くて、くどいっす。
冒頭の強盗シーンで、IRAメンバーが車で銀行から遠い…
主人公の運命が何人もの登場人物によって、まるでサイコロのように転がっていく。最初は晴れていた天候が状況が悪くなり追いつめられていくにつれ、雨、そして雪へと変わっていく。ジリジリ周りを固めていくような…
>>続きを読むキャロル・リード、好き。と言っても、じゃあ「どんな監督?」って聞かれたら正直困る。「映像美」って言ったって、もしかしたら組んだ撮影監督が好みだっただけかもしれないし(ど素人なんで技術に大した興味なし…
>>続きを読むキャロル・リード監督が、「第三の男」の前年に撮った作品です。この映画なんですけど、「第三の男」はこの映画を撮っていたから生まれたんじゃないかな。と思える映画だと思います。
映画の雰囲気はとても似てい…