[偶然の先の想像を選び取ること] 80点
2021年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。同じ年に二つの作品を別々の映画祭のコンペに送り込んだ人物がこれまで何人いたか知らないが、取り敢えずその両方で主…
贅沢な2時間だった。
一度、映画館で観てから、また
鑑賞してみると、1話を好きになっていた。
2話はとてもドラマティックで、
3話は世間にほとんど影響を
与えないほど小さく、
ただ捉え方を変えると…
三話のオムニバスそれぞれにハッとするような展開があり、短編だけどどの話も見応えがあって満足度が高い。
とにかく脚本が凄まじくて、圧倒的なセリフ量で畳み掛ける密度の濃い会話劇と文学的な言い回しがとて…
3話でぽろぽろ泣きました はじめにドライブマイカーをみて、最近濱口さんの作品をいくつか立て続けに見たんだけど、ドライブマイカーって車の中での会話劇の集大成みたいな感じだったんだ…!と思った なんか、…
>>続きを読む会話の中身とか情景は現実を感じさせるのに、急なズームアップとかで虚構っぽい感じを出してくるのがすごく面白かった。ただ会話が面白いだけの話ではないからめちゃくちゃ惹き込まれたんだと思う。
「偶然と想像…
人が本来持っているのは現在という時間軸だけ。でも記憶を通して過去を、想像を通して未来を知覚できるがゆえに、過去と未来の自分が現在の自分と同居している。その中には、何かに絶望した自分もいるはず。
3…
面白い!笑えた!
短編3本のオムニバス。
濱口作品の独特な喋りと舞台のようなセリフ回しで繰り広げれる会話劇。すごく引き込まれるし何より笑えて面白い。
三本共通するのは、2人の人物化部屋に入り、会…
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