大好きなおばあちゃんが亡くなってしまい、
両親と共に祖母の家を訪ねた8歳のネリー。
祖母の家を整理するネリーの母親マリオンは
祖母と過ごした思い出に胸を締め付けられ、
一人で出て行ってしまった。…
ネリーが賢い子だから、大振りな表現がなくとも悲しさや寂しさがじんわり伝わる。ネリーも、ネリーのお母さんも、マリオンを通じて一回り成長したんだと思う。ネリーのお母さんが過去を振り返ったときに、ネリーが…
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子供の頃の、親との微妙な距離感が描かれていて良かった。それが子供の頃の親とわかりあうことで解消されるという構成はわかりやすくかつ見事。
短く、単純なストーリーだが、説得力のある演出で楽しんで見れ…
短くて観やすい。
マリオンの誕生日、
3人でお祝いしてる時に
私も自分の母と同い年で話せたら
何を感じるだろうって
ふと思ったら涙が止まらなくなった。
私もお母さんと同い年に
なって話したい。
…
面白かった。
『秘密の花園』を思い出す、児童書のような設定。
2人の主役が並んだカットがすごく映えていた。美しい絵本を眺めているような感覚。
目の前にある別れとこれからの未来、2人の関係性に向き合…
このレビューはネタバレを含みます
🌙2024.03.24_24-62
原題「Petite maman」
...日本語で「小さなママ」
特別何か大きな出来事が起こるわけではないけど、どれも大切なシーンばっかり。静かで穏やかに考えた…
隔絶された土地で二人の女性の魂が混じり合うのは『燃ゆる女の肖像』の変奏である。『燃ゆる女の肖像』が恋愛だと言い切れなかったように、これが親子愛であるかと言われると言い切れないが、そういう言葉で表せな…
>>続きを読む母親もおばあちゃんも父親もただの人間。
“友達みたいな関係“になるべきだとは思わないけど、お互い弱っている時はそんな風に接することで救われる事もあると思う。
大人にだって子供っぽい部分はあるし、子供…
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