「燃ゆる女の肖像」セリーヌ・シアマ監督最新作は時を越えて邂逅する母と娘の慎ましくも大胆な愛の物語である。
単刀直入言うとこれは大傑作である。
それも並外れた。
私自身、凄く下世話なのだが前作にあま…
原題「PETITE MAMAN(小さなママ)」
燃ゆる女の肖像のセリーヌ・シアマ監督作品。
72分とコンパクトだがファンタジックで奇跡のような時間。なんて豊かなんだ。余韻がすごい。
タイトルショ…
お母さんだと気づいても動揺することなく自然に寄り添う娘
そこに幼いお母さんへの母性のようなものさえ感じる
もしかしてみんな言ってないだけでこんな体験してるんじゃないのかな?それくらいまるで日常
私は…
私と母、私と娘、私の母と娘…様々な映画のシーンで自分の今と重ね合わせてしまい涙が初めから止まらず。
こんなにも静かで、美しくて、哀しくて、幸せなシーンばかりが続く映画ってあるんだ。
この監督、大好き…
上手く言葉に言えない
母娘って親子でもあるけど友人のような仲にもなる。
慈しむ目線を向けてもくれるし、でも子供みたいな笑顔も見せてくれる。
これを書いてて涙が出てくる
この映画の美しさと余韻がそうさ…
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