#88
これは、長年住んだ土地を追われるお年寄りの哀しみや大変さを描く映画で、タイトルの五輪云々は、かなり薄いというか、あまり関係なかった。
そもそも、国立競技場と、どういう位置関係にあるのか、何棟…
退去を迫られる高齢者達の苦しみは十分伝わったが、退去事業の概要がよく分からなかった…
東京都が立ち退きを迫る経緯や理由が作中で全く言及されておらず、基本的なことが分からないままだった。
基本的な…
政治的なものについて直接に話しているところを映さないことで見えてくる批評性があり得ると思った。凄く強い画面が撮れる題材だからこそ。メッセージを曖昧にすることではなく、より効果的かつ切実に見せるための…
>>続きを読む夏からずっと見たいと思っていた作品。
オリンピックにまつわるこういう事実、知らない人は一生知らないで終わるんだろうな。だって関係ないもんね。
コロナが流行らなかったら私もきっとオリンピックにここまで…
青山真也監督によるドキュメンタリー。
1964年、オリンピック開発のために、国立競技場に隣接して建てられた都営霞ヶ丘アパートが、今度は2020東京オリンピックのために移転が決定、そこに住む人々の姿を…
東京オリンピック開催に賛同はしなかったが、この映画にその闇を描く力はなかったと思う。
残酷な言い方をすると、各地の公営住宅では老朽化や都市計画をもとに立ち退き
、住みかえを余儀なくされる事案はあるの…
映画としては可もなし不可もなしを絵に描いたような・・。
障害者の叔父さんがリヤカーで引っ越し。どこまで運ぶのか気になるのだが、その描写もなし。
それに、都営アパートの環境や外観特性がわかりずらい。…
あの団地がなくなること、その後どうなったのかは大きくニュースにはならなかった。どこかで小骨のように気になっていたことを知れてよかった。
オリンピックにより転居を余儀なくされた人々の暮らしを、淡々と…
©Shinya Aoyama