オーストラリアの銃規制があんなにゆるかったとは知らなかった。孤独と武器の組み合わせは最悪の結果しか生まない。やったことに全く共感はできないけれど、ケイレブ君の演技には複雑な気持ちにさせられた。直接的…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
実際に起きた無差別銃乱射事件の映画化です。
幼い息子の中の狂気を感じ取った母親は、どんな思いでマーティンを育てたんだろう…
想像すると怖いし、辛い。
どうか何も起きないように…と願いながらだろうか…
「どこか遠くへ行きたい」
「今すぐ」
「ファーストクラスで」
↑おれもこれやりたいんだが
なあ、なんで誰も彼の名前を呼んであげないんだよ ニトラムじゃない彼の本当の名前を…
自分が自分である…
人が行動するには必ずしも理由がある
観終わったときに、そんな感想を抱いた
実際起こった銃乱射事件の犯人の生い立ちや背景を描いた話
それは彼の正義だったのかもしれない
あまりにも悲しい生涯に胸…
"社会"に上手く適合出来ない者たちを阻害し追い詰め続けた先には、"社会"の側に大きなしっぺ返しが待っているよ?って理屈は頭では理解出来るけれど、実際に自分自身が当事者として彼のような存在と対峙した時…
>>続きを読む(『私はバレンティナ』に続いて1日2作目の映画鑑賞)
この作品のタイトルが『ニトラム』であるという賭け
孤独や痛みを描くものの、決してマーティンの肩を持つように寄り添うようなことはなく、あくまで…
一瞬も油断できない映画だった…
過剰にエモーショナルであることなく、淡々と物語が進んでいくのがものすごく好きです
音がかなり不愉快に造られていて、主人公の神経過敏さを体験させられているようだった
か…
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