幼い頃から本名のマーチンを逆さにしてニトラムと呼ばれて小馬鹿にされ続け、知能は子供のまま身体だけ大人になった青年ニトラム。子供の頃から花火遊びが好きで大人になっても庭で花火を打ち上げ近隣の皆から疎ま…
>>続きを読むズレ
儚気な映像できっちりと銃抑止の意思を示した作品でした。
実際に起きた惨劇。この日までを紡ぐ展開。
幼少期の映像から始まる今作は、周囲の変化に過敏な青年の決断に重点を置いている。
無垢に笑う彼…
1996年4月28日、オーストラリア・タスマニア島、ポートアーサー流刑場跡。死者35人、負傷者15人の無差別銃乱射事件が発生した。青年は本名を逆さに呼んだ「ニトラム」という蔑称で名を呼ばれるのを酷く…
>>続きを読む音の演出が素晴らしく、緊張感が続きます。
爆音上映か?と思う程ファーストシーンから全体的に音量か大きく、
攻撃的な波の音や耳をつんざく花火の音、胸の奥にまで響いてくる発砲音が恐ろしくて「お願いだから…
切実に「何故?」を問うてくる映画
社会は何を見落としていたのか?
なぜ殺人鬼は生み出されたのか?
何が彼をそうさせたのか?
他人事ではない、観る者に強い当事者意識を抱かせる、切実な問題提起の…
ケイレブのシーン全部神の時間流れててすべてを呑み込まれた。
ラストシーンは近年見た中で1番怖いかもしれない。今もちょっと怖い。
"僕は、僕以外になりたかった"っていうコピーも良いしポスターも好き。
…
実話ベースだと思うとすごい苦しい内容。
映画を見てる限り両親からの愛情はないわけではなかった。ただ彼を理解してあげられない両親の苦しみとか彼に対しての諦めのようなものが彼には伝わっていたんだと思う。…
この作品の母子関係はすごく重苦しいけど印象的。
母親は息子の危うさを誰よりも理解していて、常に目を光らせ、時に冷たく突き放すような態度を取る。けれどそれは愛情がないからではなく、恐怖や諦めのような感…
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