居心地の悪い笑い。それがいつの間にか、胸をかきむしられるような熱情に変わっている。
寒さと寂しさが凍みる一人旅で、最悪な同乗者とのあいだに何かがスパークする。
凄かった。
こんな映画ははじめてだ——…
客室で居合わせるリョーハという無骨なロシア人の男が繊細で子供っぽい一面を見せ、そこに惹かれて…というには前半戦のリョーハの描き方がわたしにはとてつもなく鬱陶しいやつにしか見えず、あとで取り戻すように…
>>続きを読む旅欲を掻き立てられる。
いつか寝台列車で旅をしてみたい。
最初は相容れないけど、徐々に安心する存在になっていく。これがロードムービーの醍醐味。
リョーハはどこかで観たことがあるなと思っていたら、ア…
全部のロケーションが面白かった
車、電車、内装、酒瓶、手袋、家、船、街並み、吹雪、どれも今の日本とは丸で異世界
車掌さんもいい味出てた、リョーハ最初はめっちゃウザかったけど文化が無いだけで主人公の眼…
ハーラの態度に戸惑い席を立つボリソフ、彼を追うハーラ、コンパートメントの中でハーラにキスされるボリソフの眼からこぼれる涙。
このボリソフの涙の理由を説明する描写は作中にはないけれど、ハーラから施し…
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