日常が淡々と描かれているようだが、そのなかで人物の細やかな動作によるリズムがしっかり刻まれている。
さらに人を呼び寄せる不思議なリコーダーや、すべてが説明し尽くされていないことによって、この作品の良…
短歌をもとにつくられた映画。
それ以外の情報は、自分の中にほとんど入れず、観に行きました。……だから正直、説明がほとんどないこの作品に戸惑いました。
これは、短歌だ。と感じました。
五七五七七、そ…
やけに余韻がぶっとい。
路地の空絵とかも残ってる。
芝居を邪魔しないカメラ、会話してる人間たちに割って入ったり面を意識させたりしない。からふつう考えられへんようなどん被りもあるねんけど、それがなんか…
■東直子氏の短歌からの映画化〜🎬■
「転居先不明の判を見つめつつ春原さんの吹くリコーダー」
この短歌一つだけで、映画って作れるものなのですね〜
杉田協士監督、素晴らしい〜
…
このレビューはネタバレを含みます
ひとつの歌と比べたらまだ理解できたし、見た後の余韻も凄いある。最後までネタバレしないけど、与えられたヒントは全て上手い具合に理解を助けてくれる。
優しく明るい映画なのに、常になんか寂しい雰囲気が流れ…
杉田協士監督作品!
以前『ひとつの歌』を観た時に台詞や状況をあまり語らない作品の監督さんだった認識だったので今回は映像と登場人物の設定など想像しながら観た。(^^)
今回も以前の仕事を辞めてカフ…
時間を共有=体験しているという感覚が色濃いフィルムである。
亡霊的な女の横顔。
押し入れに隠れた後リコーダーを吹く長回しのあのカタルシスは、そうそう到達できるものではないだろう(あのワンショット…
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