リドリー・スコット監督『最後の決闘裁判』
興行的に厳しいらしくて間もなく公開が終わってしまいそうですが良い映画でした。
領主から疎まれうだつの上がらない騎士の留守中に妻が友人にレイプされ裁判を起…
こういう構成だったのですね
これなら、長尺(153分)だって苦になりませんよ
かつての戦友が仇となって・・・『そういう時代』と言ってしまえばそれまでのお話
ですが、最後に残ったこの虚しさって、一体何…
劇場公開2ヶ月で配信。こうなってくると名画座の経営も大変だなぁ。トークショーとか一緒にやらないともたないなぁ。本作なんかは、当時のフランスの決闘状況やヨーロッパ状況の説明あると助かるんだけどね。脚本…
>>続きを読むいきなり冒頭のシーンが大好きな映画「ROCK YOU!」を彷彿とさせて気分が上がる!
中世のフランスが舞台なのに、常にイギリスのような曇天模様で終始暗く湿った雰囲気を漂わせているのがたまらない。
…
「権力なんてものはない。あるのは男の権力だけ」という言葉が象徴するように、男性の価値観が支配する中世、女性は男性の「所有物」でしかなかった。
女性の声は黙殺され、泣き寝入りするしかなかった。
そんな…
史実に基づくが、解釈によって判決が変わる「決闘裁判」をテーマにしたマット=デイモンとベン=アフレックは偉い。見事に現代的に描いている。
熱湯に手を入れて火傷の程度で裁いたりは、日本の中世でもあっ…
3部構成で3人の視点から同じ時間が映し出されます。起きている事実は一つのはずなのに、それぞれの視点によって事象の捉え方が異なる部分が多々ありました。
男の権力で成り立つ世界で1人の女性が女性の権利…
長いから分けてみようと思ってたのに一気に見てしまった。
妻役の人演技うますぎる。表情に説得力あって一番真実の語り手として相応しい。
決闘裁判なんて制度が実際にあったことがまず興味深い。
尋問シーンは…
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