原作の小説が凄く好きだったから敢えてみないでいたけど、尻上がりに好きになった。
元は20話近くある短編集だからだいぶ厳選されて丁寧に作られてた。
結構イメージ通りのロケーションなのはあがった。
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どうですかこの函館山!!
長くて退屈で疲れた。でも悪くはない。
特に大きな物語はなく、起伏なく展開なく、たんたんと3、4個の家族の影が描かれる。
函館を、海炭市という架空の街にしてはいるけど、ほぼ…
函館三部作の中で一番好きだった。そして近藤龍人さんやはり好き、この映画の中には忘れられない景色がある、そういうものを撮る人だと改めて実感する。ストーリーは余韻までも余韻こそが味わい深いというか、役者…
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佐藤泰志の同名小説が原作です。
両側を海に挟まれた砂洲の街「海炭市」が舞台。
佐藤泰志の生まれ故郷の函館がモデルの街になります。
今作では、北海道の中都市で生きる名もなき人たちの小さな物語が…
どの話も淡々としていながらとても重く、息苦しい。
そして、どの話もわかりやすい終りを迎えない。
どんよりとした日常は、決して姿を変えず、物語が終わってもなお、どんよりとしたまま続く。
その、後に引く…