「ベニスに死す」とセットで観るべき。というか、この映画を理解するために「ベニスに死す」を観るとも言える。「ベニスに死す」で少年に台詞はなく、審美的なオブジェのようでもある。でも、生身の彼には人生があ…
>>続きを読むベニスに死すの流れで…。美しいものには本能的に心が動かされてしまうけれど、その美しき人の内面が無視されることがあってはならないね…。タジオを観ているときは只々美しいなぁと満たされた気分になるけれど、…
>>続きを読む彼を一躍有名にしたヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』はとても好きな作品ですが、ビョルンの美しさには翳りがあり、其れが此の作品をより独特な雰囲気にさせて居るのが分かりました。ヴィスコンティは監督とし…
>>続きを読むこの前「 ベニスに死す 」を久しぶりに観て、無性に興味を感じたビョルン・アンドレセン。
まだ 60 歳代だと言うのにかなり老け過ぎているが、佇まいがやはり美しい。
ヴィスコンティに一時溺愛されたもの…
『ベニスに死す』に出演したビョルン・アンドレセンのドキュメンタリー。『ベニスに死す』も聞いた事はあるものの未見、当時のフィーバーも全く知らなかったので驚きを以て見ました。
もちろん彼の美しさに驚く…
このレビューはネタバレを含みます
中学か高校の頃に映画と彼を知って、それこそこんなに美しい男子が存在するのかと…美しくて冷たくて切なげで儚げで憂いがあってなにもかもが衝撃だった。
当然当時はルッキズムなどと言う言葉も知らず、今にして…
タイトル通りこの刻はこの形容以外の何者でもなかったビョルン
彼の出自もまた、マスゴミの格好の餌にならざるを得なかった
だからこそあの憂いの瞳を持っていたのだろうけど…
ビスコンティは監督として…
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