ルキノ・ビスコンティ監督の「ベニスに死す」(1971)で主人公を破滅に導く少年タジオ役を演じたビョルン・アンドレセンの50年間に迫ったドキュメンタリー。
ビョルンアンドレセンの若い頃て今見ても衝撃…
このレビューはネタバレを含みます
父は誰か知らずに、母は森で遺体として発見、祖母に育てられるもヴィスコンティに売られる。
16歳の少年にとって母の死、世間からの突然の注目、多忙な日々、性被害は彼の人生に大きな陰を落としている。
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オーディションで選ばれた世にも美しき15歳の少年。ヴィスコンティ翁でなくとも、彼の美しさには目を見張るだろう。ヴィスコンティから守られながら無事に終えた『ヴェニスに死す』の撮影。
しかしその直後彼…
ベニスに死すは学生時代に女友達達がヴィヨルンアンドレセンの美しさに熱狂してました。
私もその1人でしたが、この映画を観ていたたまれなくなりました。ヴィスコンティは映画監督としては素晴らしいですが、人…
『ヴェニスに死す』は原作も映画も好きだが、こんな裏話があったとは。自分も手放しでヴィスコンティ『ベニスに死す』の美と死の概念を映像化するという偉業を礼賛していたとはいえ、登場する加害者たちがヘラヘラ…
>>続きを読む木原敏江の麗しのフィリップのモデルであったビョルン・アンドレセン。
フィリップはいつも光り輝く憧れの君だった。
ビスコンティの映画「ヴェニスに死す」のタジオがもたらした豊穣な少女漫画の恩恵にどっぷ…
© Mantaray Film AB, Sveriges Television AB, ZDF/ARTE, Jonas Gardell Produktion, 2021