すごかった。田中泯さんの踊りは指先まで集中で「満ち満ちている」。細かいニュアンスも全て見逃したくなくて、私も物凄い集中力を使って鑑賞した。突出して異端なのに、世界や社会を拒絶せず、共存を重要視する考…
>>続きを読むメゾンドヒミコの演技で目が離せなくなったときの衝撃。それから場踊りをしている方だったと知った。
この映画では田中泯さんが踊っている世界観がそのまま表現された別世界にいるような2時間だった。時間の流れ…
このレビューはネタバレを含みます
踊りや身体芸術の知識はなく、そういった表現活動にも疎いのですが、田中泯という人物の生き方、思考、踊りとはどういったものとして表現をしているかを様々な面から映しており、少しの間だけでも共に旅をしている…
>>続きを読む踊りとはプリミティブなもの。
言葉の前に踊りがあると言う田中泯氏。
その内面の言語や感性がそのまま身体表現されているのであろう、
彼の発する哲学的、観念的な言葉の数々が非常に印象に残る。
雲は水の…
1月28日金曜日
田中泯さん。大河ドラマ「龍馬伝」の吉田東洋役で初めて知りました。以来、気になる役者さんでしたが、本来はダンサー。その姿をたっぷり魅せてもらいました。まるで地球と一体化なるような踊…
他人の身体を通して自分の血や鼓動を感じる不思議な体験。昇華する媒体は全く違っても、その根底にある幼少期の原風景、思想、匂いや感覚なんかは本質的には同じことなのだと感じた。
「小さな事実を拡大して空想…
実際の田中泯のおどりは1度だけ見たことがあって、京都賞を受賞したセシル・テイラーが2013年に来日した際の草月ホールでの共演がそれだ。その時のこちらの目当ては完全にセシル・テイラーで、しかし果たして…
>>続きを読む手を生産に、頭を哲学に、そして身体の全てを踊りに使いこなしている。
生きることは辛い。だけどちゃんと生きればとてつもない達成感に満たされるというのを教えてもらった
世界をもっと感じたい、触れたい、人…
©2021「名付けようのない踊り」製作委員会