東京国際映画祭東京グランプリ作品上映にて。
「あぁ、映画祭に来たなぁ。」と思える作品。
最終日…なんですけどね。
夫に先立たれた沈みゆく感情、そこからの。ということでは一切ないサスペンス要素があ…
第34回 東京国際映画祭 鑑賞15作目
これが監督の長編デビュー作とは……恐れ入ったぜ、凄すぎる……。
ヨシップ・ティトーにより旧ユーゴスラヴィア社会主義共和国連邦が誕生し、『同胞愛と統一』を掲…
このレビューはネタバレを含みます
ラスト手話通訳者であるヴェラが手話で不正を訳すシーンは、私たちは黙っているだけの存在では無いと言う強い意志を感じました!
コソヴォの話ですが、悲しいことに日本に置き換えて作っても成立してしまう話な…
これは中々良い。
高速道路が通る土地を頑なに売らない選択をする事から脅しを受ける話。
そして手話映画。どこかベロッキオ味を感じる。あそこまで激烈でないのが残念だが。
ベロッキオみたいな空間描写の上…
コソボ映画はじめて観たけどクオリティ高い…男尊女卑社会で育った初老ヴェラ、自分自身の矛盾を抱えながら押し寄せる裏社会と自分の娘に対する葛藤を押し寄せる波でオーバーラップ、この国ならではの土着性と不穏…
>>続きを読む初めましての、コソボ映画です!
手話が出来るヴェラ、夫は判事で、仲良さげな夫婦。
所有するクソ田舎にある古民家を巡り…。
ヴェラが感じる不安、圧迫感を海に溺れる描写でよく表していたと思う。
コソボ…
コソボって紛争があった国だよね?くらいしか知らないけど、博打の音?なんかがその傷跡を映画の中で残していた。
夫の死後、田舎にある持ち家の売却問題からの思わぬ展開にハラハラした。都会に住むヴェラが田舎…
人生初、コソボ映画。夫の死を機に家族関係が拗れ、人間の虚心と欲が詳らかになっていく苦しい展開に、滲み出る社会&ジェンダー格差。
もしこれがアメリカ映画なら非常にベタでつまらないと思うが、治安の良く…
旧世代の男社会の因習に立ち向かう一方で、ヴェラ自身も旧世代の思考を内在した人間であると、娘に突き付けられる。
自分自身の矛盾とも向き合いながら、波のように押し寄せる圧迫感の中で生きる。
普遍的なテ…
このレビューはネタバレを含みます
映画祭13本目。
旦那の急死と田舎にある家の権利問題が絡むハラハラするサスペンス。
一方で男性社会で抑圧される女性の生きづらさも描かれている。
今年はこういうテーマ多いような。
音楽が良い味出して…
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