蝶採りに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『蝶採り』に投稿された感想・評価

5.0

何とまぁ、キレのある作品だこと。
滅びゆく南仏の町の城での醜い親族争い。
みんな酷くてみんな良い!
お歌のレッスンのシーンのトリチャンの荒ぶりに泣いたし、長閑に暮らしているような田舎町にも忍び寄るテ…

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otom
5.0

古城と老人を中心とした失われゆくものたちが描かれる。可愛い婆ちゃん達にのどかで歴史を感じさせる田舎模様、美味そうなあれやこれ等々、目に優しい視覚要素に満たされている。イオセリアーニ作品らしく、常に何…

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じいちゃんばあちゃんたちの部屋やお召し物、生活そのものが良すぎる。こんな余生がいいです。

イオセリアーニまで観れるユーネクスト、信頼しかない。マジありがとう。
akibom
4.3

このレビューはネタバレを含みます

イオセリアーニの映画で列車が爆破されたり人が撃ち合って死ぬとは。
最後のシーンの財という漢字がダサさを強調します。
船とか自転車とかバイクとか年代物の車とかトラクターとか、乗り物がいい働きをしてる。あと動物。馬、猫、犬。唐突な幽霊。いや~最高。イオセリアーニの群像劇にしてはあまりごちゃついてない。隣3軒くらいの話。

オタール・イオセリアーニ監督『蝶採り』(1992)

長年の棲家に移ろう人々と諸事情たちー

イオセリアーニ監督がご存命であれば、
現場の演出を本気で学びたいと思う映画監督のひとりとなっていた。それ…

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5.0

「財」だよ。冗談ではなく前半を「財」が、いや全てを駆逐していったよ。多様な世界には多様な幸福と多様な苦悩と多様な搾取と多様な(爆破を含めた)意志表明があるよ…。前後半でトーンが丸っと変わるのも『幸福…

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4.2

めちゃくちゃこれもよかった!!
古城が素敵すぎてめちゃくちゃ
羨ましい生活だった🥺🥺!

これも犬映画だった!
めちゃくちゃ可愛い...
この監督も犬好きなんだろうな

神父さんがアルチューだったり…

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4.5

【古城のプシュケー】

オタール・イオセリアーニ監督の1992年の作品

〈あらすじ〉
フランス郊外の古い城館の持ち主マリ=アニエス・ド・バイオネットは、年老いたいとこと召使と共に暮らし、ピストル射…

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5.0
人物描写やご先祖様の登場、
群衆の動き方や
車、自転車の動き方
すべてがウィットに富んでいる

日本人の印象に時代を感じるし
勘違いしてる?
最後の 財 には苦笑したけど
絵的に最高だった

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