第4の巨匠こと、成瀬巳喜男監督の遺作となった1967年の日本映画
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成瀬映画はいつも、始まって2分間ぐらいは小津映画っぽいなって思うんだけど、そこからの展開が全く異なる。人間の醜さと美しさ、特に女…
監督 成瀬巳喜男
脚本 山田信夫
会社 東宝
成瀬巳喜男の遺作は得意とするメロドラマのジャンルとなった。倫理的に超えてはいけない障壁を超えてでもまだその恋を追い続けるのが見どころ。「不倫もの」行き…
初めて成瀬巳喜男の映画を見た。女を取るのが上手だ。憎んでいるからこそ自分の意識の中で存在感を発揮してしまう。そして三島はまっすぐで必死で、気づいたら好きになってしまったのかもしれない。周りにいる他の…
>>続きを読む禁断の愛×加山雄三という組み合わせは『乱れる』と似てるけどちょっとこれは脚本に共感できなくてはまりきれなかった
なんであそこから結ばれるんだ?あのタイミングで笑って話しかけてる加山雄三が怖すぎる
司…
青森の街並みや旅館、自然が詩情豊で芸術的に美しくそこは見る価値があった。今はどのくらい残っているだろうか。
ただ内容はあんま刺さらなかったな。遺作なのにごめん。
創作物に言うのもなんだが、愛してい…
これほどやるせない愛についての映画は滅多にない。大傑作。2回目をフィルム上映で見られたことに喜びを噛み締めた。好きな映画を再度映画館で見るのはとてつもなく贅沢で豊かな時間に浸ることができる。終盤若干…
>>続きを読む気づけば特集に3万近く突っ込んでいるのだが、遺作となったここまで作品数に対してアベレージの高いこと。恐るべし成瀬組。あと昔は加東大介が出てくるたびに会場が沸いたらしいけど、そういう感じが今も感じられ…
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