ところどころ省略の妙が感じられる。
複数で会話する時の構図の変化が見てて楽しい。二人とか三人とか。
青森のカフェの雑な店員もちゃんと主演二人を気にしてたり、演出が細かい。奥のレイヤーの人物がちゃんと…
成瀬巳喜男監督の遺作。
妊娠中に交通事故で最愛の夫を亡くした由美子と、その事故の加害者となった三島との間に生まれる、愛と憎しみが交錯する人間ドラマ。
車に轢かれて人が亡くなったにもかかわらず、運…
監督 成瀬巳喜男
脚本 山田信夫
会社 東宝
成瀬巳喜男の遺作は得意とするメロドラマのジャンルとなった。倫理的に超えてはいけない障壁を超えてでもまだその恋を追い続けるのが見どころ。「不倫もの」行き…
初めて成瀬巳喜男の映画を見た。女を取るのが上手だ。憎んでいるからこそ自分の意識の中で存在感を発揮してしまう。そして三島はまっすぐで必死で、気づいたら好きになってしまったのかもしれない。周りにいる他の…
>>続きを読む気づけば特集に3万近く突っ込んでいるのだが、遺作となったここまで作品数に対してアベレージの高いこと。恐るべし成瀬組。あと昔は加東大介が出てくるたびに会場が沸いたらしいけど、そういう感じが今も感じられ…
>>続きを読む通産省の夫の栄転が決まり、
明るい未来を描いていた妻、司葉子。
お腹には小さな命も宿りまさに幸せの絶頂だったのだが、ある日突然、
夫は車に轢かれて死んでしまう。
加害者は加山雄三。
彼に過失はな…
面方向を撮る天才。芝居に違和感なく、2人の面を撮ることを成立させている。これが教科書的な歴史に残る作品たる故なのだろう。
内容も切なくシンプルに面白かった。
唯一、走行シーンは違和感あり。
役者あり…