まっすぐな青年をやらせたら加山雄三ほどハマる人も珍しい。ただ、「乱れる」ほどの怒涛の展開を期待してしまったため、少々肩透かしを食らってしまい...
故意ではないにせよ、交通事故で夫を殺してしまった…
女性の生きづらさ。
部屋から一歩外に出ると 女 として薄っすら値踏みされる煩わしさ。さり気ないけど ねっとりな男達の視線の見せ方が上手い
たいして仲もよくないのに 悪気なく詮索してくる知人達。偏見…
昭和映画界の巨匠成瀬巳喜男監督の遺作。これぞ“The・昭和のメロドラマ”。交通事故で夫を亡くした女性(司葉子)と、その交通事故の加害者である男(加山雄三)の男女間で生まれる禁断の純愛。
現実ではな…
初めて見た成瀬巳喜男作品で中学生だった私に「黒澤明とは違う映像表現があるんだ」とショックを与えた一作だったけれど、どこかストーリーに違和感があってモヤモヤした気分になってしまったのも事実。20年以上…
>>続きを読む例によって登場人物が金勘定ばかりの安定の成瀬巳喜男感。最高に盛り上がったところでそう簡単に幸せにさせてたまるかとも言わんばかりの脚本の残酷さが不思議な余韻を与えてくれた。熱さと空虚を併せもつ加山雄三…
>>続きを読む成瀬巳喜男監督の遺作。
交通事故で夫を亡くした女性と、その加害者である青年が、愛憎入り混じった許されない間柄でありながらも惹かれ合ってゆく姿を描く。
通商産業省勤務の夫・宏のアメリカ赴任が決まり…
面白かった。成瀬の映画はセリフが聞いてて心地いい。いわゆる映画っぽいセリフが多いけど浮いてない。地に足着いて人物から発せられてる感覚がある。
加山雄三の押すとこは押して引くところは引くオラオラスン…
このレビューはネタバレを含みます
『乱れ雲』は、1967年に公開された成瀬巳喜男監督の遺作です。本作は、交通事故で夫を失った女性と、その事故を起こした男性との間に芽生える、許されない愛の葛藤を描いた作品です。成瀬監督の晩年の作風であ…
>>続きを読む☆成瀬遺作にして、司葉子と組んだ二作目。加山雄三とも二作目。
☆司さん、前作(ひき逃げ)では、自身が事故を起こしたほうで、本作では逆の立場。
☆前半は、司さんのお芝居もちょっとステレオタイプで、この…