責任感か、正義感か
トム・ハンクスって誰しもが認める演技派俳優ですよね。
だからこそ、こういう実話ベースの映画で求められるリアリティーを実現するには、正に適任です。
人の上にたつリーダーの責任感>>続きを読む
描ききらない
ジェラルド・バトラーって300のイメージが強くて大味な印象がありました。
この映画。
味のある本当にいい演技を見せてくれました。
父親のいない少年と、
1日だけ父親のふりする役を引>>続きを読む
2つの自由
映画を見て放心状態になったことが2度あります。
1度目は「縞模様のパジャマの少年」という映画を見たときで、
2度目がこの作品を観た時でした。
見終わったあと頭が変な状態になってしまっ>>続きを読む
その輝きはとっても寂しい
僕はミッキー・ロークにはあまり思い入れがないんです。
でも、この作品の彼。
そんな事がどうでも良くなるほどに最高でした。
イケメン俳優から一転、ボクシングにプロレス、そ>>続きを読む
表情の持つ力
大きな規模のテロがここまで頻繁に起きてしまう現代の世界情勢を鑑みると、どこかの時点で何か手は打てなかったのだろうかと、少し後ろ向きに考えてしまいます。
話し合いでどうにかなると日本人>>続きを読む
楽しすぎ!
映画を観て単純に楽しいと感じる。
しばらく、忘れていた感覚です。
単純に楽しむというのは素敵でなことす。
ありがとうと言いたくなる。
ある陰謀に巻き込まれ醜い容姿と不死身の体を手に入>>続きを読む
映画の新しい形
こんなの観たことないレベルの映画ってあまり出会えません。
映画ってある程度型が決まっているからしょうがないんでしょう。
でもね、不意に出会っちゃうんですよ。
こんなの観たことない>>続きを読む
凡人としての解釈
三国志の時代に、魏の楊修という人がいました。
彼は主君の曹操が何気なく使った「鶏肋」という言葉を、ただ一人軍の撤退と解釈します。
最終的に軍は撤退しましたが、楊修は処刑されてしま>>続きを読む
ホラーと見るべきか
スリランカにむかし行きました。
スリランカでは悪魔払いの儀式が今でもあるらしくて、田舎では未だに行われているんだとか。
スリランカは仏教国なんで、悪魔と言ってもキリスト教のそ>>続きを読む
及第点以上
子供の頃、海と川がぶつかる所で泳いだことがあります。
海水のしょっぱさが川の水で薄められて、なんとも微妙な味だったのを覚えています。
川は川の、海は海のそれぞれの良さがあって、それら>>続きを読む
拡大解釈。
中学の頃の同級生でポチョムキンって呼ばれていたやつがいました。
ポッチャリ体型でどこか間抜けなやつだったので、ポチョムキンというその響きが彼には最適だったんでしょう。
当時の僕はそれ>>続きを読む
ラスト9分19秒に映画の全てがありました。
リュミエール兄弟が世界で初めての映画上映を1895年にフランスで行いました。
シネマトグラフの誕生です。
工場から出てくる人々や駅に入ってくる汽車を映>>続きを読む
SFの頂点
どんな映画にも正しい解釈ってのがあるのかもしれませんけど、
僕は僕なりに感じた事を書いていきたいと思ってます。
観ているときに頭に浮かんだ印象や思い付きを大切にして、それらを膨らませ、>>続きを読む
メーターが振りきれました
僕は音楽を幅広く聴くんですが、
デスメタルも聴くんです。
でも、あまり理解されません。
そりゃ、そうです。
デスメタルは音楽の世界では圧倒的なマイノリティだと思います。>>続きを読む
思考停止します
先日、女の子とジブリ映画の話をしました。
ジブリ映画っていろいろな解釈がされてるでしょ。
それでね、その話をしたら、そんな解釈いりませんって拒絶されてしまいました。
女子にとって>>続きを読む
いい笑顔でした
久々に掃いたズボンから500円玉が出てきたらうれしいですよね。
ずっとそこにあったのを気付かなかっただけなのに、なぜか得した気分になる。
そんな思わぬ収穫感を味わえるのがこの映画>>続きを読む
女と男と子
ある時友達にライ・クーダーのCDを借りました。
インドの打楽器タブラの超絶リズムに、シタールのような彼のスライドギターの美しい旋律が乗っかったとてもスリリングなアルバムでした。
この>>続きを読む
子供から大人へ
小さい頃の僕は、映画の話が本当に起こるんだって信じてやまないピュアな少年でした。
そんな時分に大好きだった映画がこれ。
男女数名の中学生が学校をバックレ、家にも帰らずに秘密基地に>>続きを読む
運命、その続き
僕が生まれるちょっと前にフォークランド紛争という領土問題の絡んだ戦争がありました。
最近、世界史を学んで知ったんです。
あからさまに領土を巡って2国間が争うという戦争がこんな現代>>続きを読む
行って帰る話
僕がまだ中学生くらいのときに、コメディアンと言ったら、ジム・キャリーとかエディ・マーフィでした。
この人達の代表作を撮った監督にスティーブ・オーデカークという人がいます。
エース・>>続きを読む
痛みの完成型
タンスの角に足の小指をぶつけると非常に痛いですね。
小指があることに憤りを覚える痛さ。
1度は経験したこと、あるでしょう。
でも、こんなのが蚊にさされたレベルに思えるくらい痛い映画>>続きを読む
好きなもの3つ
巨人、大鵬、卵焼きって言葉がありますね。
戦後の子供に人気だった3つです。
僕には
ヴァンダム、ジョン・ウー、ニコラス・ケイジ
という、時代がありました。
そのニコラス・ケイジが>>続きを読む
歪み、その魅力
ドイツ表現主義という芸術運動があります。
20世紀の初頭に起こったこの運動は内面の表現を模索しました。
印象派が外に対象を求めたスタンスとは対称的です。
ここで、印象主義が自然の>>続きを読む
映画の正しい見方
僕は英語が喋れるわけでもないし、聞き取れるわけでもなく、高校レベルの知識があるだけの語学力です。
そんな僕が中学の頃この映画を観て映画の価値観が変わるほどの衝撃を受けました。>>続きを読む
人間の条件
自分が人間であることを普段あまり意識しません。
そして、意識しなくとも生きていくことができる現実があります。
そんな僕の甘い現実感覚に、出席簿の角でぶっ叩かれたような衝撃が走りました>>続きを読む
ハンカチに込められたもの
日本産のロードムービーって中々ないんですよね。
日本は細長いからすぐ海に出れたり、隣町にすぐついちゃったりと、ロード感がうまく出せないじゃないかしら。
でもね、ロードム>>続きを読む
進化なのか、退化なのか
お世話になっているカフェでドキュメンタリー映画の上映会をすると誘われ、何の気なしに参加をしてみました。
そこで見たのがこれ。
ギリギリの時間に場所について、事前情報もなし>>続きを読む
ラストシーンの解釈
映画から衝撃を受けることってそうそうあるもんじゃないです。
いやいや、まさにこの映画、衝撃的でした。
知人の子供がついた些細な嘘のせいで村八分状態になってしまった主人公の悲劇>>続きを読む
YEN TOWN BAND 復活しましたね!
この映画との出会いは僕のドジがきっかけ。
夜中に友達の家から帰ろうとしたら、車の鍵が開かなくなってしまったの。
そんで、鍵屋さんが来る間の時間潰しに>>続きを読む
罪と罰とストックホルムシンドローム
僕ね、ロードムービー、好きなんです。
現実から抜け出したような感覚になれて、旅に行っている気になれる。
それで、結構いろんなの見て来たんですけど、この作品はちょ>>続きを読む
これは凄いです。
シリアスなSFをお探しなら、これ是非おすすめです。
SF映画の中でも指折りの傑作でしょう。
子供が生まれなくなった近未来の世界で、奇跡的に妊娠を果たした少女とそれを守る主人公の>>続きを読む
007シリーズで一番のお気に入り
この作品ね、凄い好きなんです。
シリーズのなかで唯一泣いてしまった作品です。
まさか、007で泣くとは。
思いもよりませんでした。
今作でボンドを演じたのはジョ>>続きを読む
もう、復活はないのかな ···
僕には中学生のときヴァン・ダムにぞっこんで、筋トレをしまくり、回し蹴りの練習をしまくったりした青臭い思い出があります。
ヴァン・ダムの映画は食い入るように見て、新作>>続きを読む
そう、来るか
いい映画って不意に出会うものですね。
この映画もそんな類いの映画。
事前情報もなしに、蒼井優かぁって感じで見たんです。
いやいや、好みです、こういうやつ。
ちょっと普通の映画には>>続きを読む
タイそのものを見ているような
「タイ映画で史上初のパルム・ドール賞に輝いた」
この文言に興味を引かれ何気ない気持ちで観ることにしたこの作品。
いやいや、甘かった。
凄まじいぶっ飛び具合。
そし>>続きを読む
ゴダール先生、こんな解釈でよろしいでしょうか?
僕ね、ゴダール作品って自分には理解できるものじゃないって思っているんです。
ゴダールの作品ほど映画理論に精通していないと何がやりたいのかを理解できな>>続きを読む