炎上の作品情報・感想・評価・動画配信

『炎上』に投稿された感想・評価

回想シーンへの入りが鳥肌モノ。
演出は素晴らしかったけど、“青年が何故火をつけるに至ったのか”という理由についてはあまり引き込まれきれなかった。
それにしても市川雷蔵がハマり役。

このレビューはネタバレを含みます

【美と傷―――『炎上』】
三島由紀夫『金閣寺』の映画
当然この作品が先に作られたことは承知だが、ハリウッド映画オタクの僕はこれを観ながら『ジョーカー』や『タクシードライバー』を想起した。
鶴川がずっ…

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リサ

リサの感想・評価

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三島由紀夫「金閣寺」の映像化作品。
原作も好きだが、映画も素晴らしい作品。

市川雷蔵は、少しお茶目な役をやっている時が好きなのだけど、雷蔵の作品で一番好きな作品を聞かれたら、病んだ心を持った金閣寺…

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市川崑の映画はいつも数年先の時代を進んでいる。
これなんか60年代の映画に見える。
(1958年公開なんだから所詮数年じゃん、と思うかもしれないが、この時代の数年は大きい)

キャストも一流揃いで今…

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モノクロ映画ですが、燃える金閣寺が明るく色づいて見えるのが不思議です。
弱々しくてたどたどしい市川雷蔵さんの演技に対して周囲の人たちがとても強く威圧的に見える比が後の爆発力の大きさを感じます。
hiro

hiroの感想・評価

3.5
三島由紀夫の小説金閣寺をもとに市川崑が作った作品。
金閣寺=驟閣寺
林承賢=溝口
で実際にあった金閣寺放火事件が元ネタ。
三島由紀夫っぽい作品。
wong

wongの感想・評価

3.3

金閣寺をどう映像化するのか興味が沸いて鑑賞。純文学を映像化する意味を改めて感じる。ト書きの余白だったり小説では表現できないことをどう補完できるか。その点で言うと、やはり映像化する意味は金閣寺に関して…

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吃音で悩み、驟閣寺を愛する学生の物語

三島由紀夫が原作だけあって
見応えのある一作
atamakita

atamakitaの感想・評価

3.2
いきなり戦後になったりする等シーンの切り替えが難解かも
吐き捨てるような早口京都弁マジでわからないことが多かった
主人公の鋭い目線とか演技はすごい良かったけど、感情描写に欠けるイメージは少しあった

「何をしているんだい?
 ああ、驟閣寺を見ていたんだね」

「いつ人が来るかも分からない驟閣を掃除するなんて
 君はよっぽど心の綺麗な人なんだね」

「あんなに美しいものはない
 お父さんは驟閣のこ…

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