初ラナゴゴベリゼ。この方名前だけなんとなく記憶の片隅に引っかかってて、前に本屋で著作を見つけたとき「おっ!」ってなった。本ぱらぱら見る限りめちゃインテリそうだな〜知識人そうだな〜て印象だった。今作も…
>>続きを読む人類が造りうる最高に美しいピース(カケラ)の一つと自分には思えた。人生を積み重ねた時砕けた過去の思いを”金の糸“(監督ラナ・ゴゴベリゼ氏は金継ぎから想を得たそう)で紡ぎ合わせて未来へと繋ごうとする行…
>>続きを読むジョージア映画祭12本目。
これは素晴らしい映画でした。この12本目まで観た時点で『大いなる緑の谷』と並んで最高に良かった作品でした。しかしこの『金の糸』という作品は単品で観てもそこまでではないとい…
2024/5/11#43スクリーンの隅々まで限りなく美しい映画。映像、美術、音楽、セリフ、、。まるで舞台演劇のように儚い刹那的叙情的な役者のぶつかり合いとそれでいて映画ならではの芸術的な陰翳。心の奥…
>>続きを読むお茶碗の底の部分を「糸尻(いとじり)」と云う事は知っていた。作り上げた陶磁器の底を、轆轤(ろくろ)から糸で切り離すからである。作品の誕生という事で言うなら、台座(母親)からヘソの緒が切り離された瞬間…
>>続きを読む素には何処に行き着くのか…と、ジョージアの作家で79歳エレナが、60年ぶりに語り合った元恋人アルチルと歌う、踊る、メロディーの美しさがさらって行った。
エレネの元恋人の心、幼いエレネから両親を、特…
監督の人生、年齢を見終わった後に知り、
余韻が更に広がった。
中庭を挟んでの回りの人の暮らしが、
室内で進む映画に外の風を吹かせたり、
紅茶を飲む日常のシーンがなんとも言えずいい。
ラスト、2人離れ…
旧ソビエトジョージアが舞台
反ソビエト思想の小説家79歳女性が主人公、娘婿の母親は元ソビエト高官で認知力衰えの為同居する事に…
その後発覚するつらい真実と
思想強めの主人公の変化していく心模様や価値…
花瓶の野の花
桑の木の囁き
プルースト‘失われた時を求めて'
通りのタンゴ
カラヴァッジオの陰影
年金暮らしのロミオとジュリエット
母のパンの人形
老女の連弾
原則対立より思いやり
バッハ‘私から喜…
©️ 3003 film production, 2019